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2019.10.18 ブログ

なぜ遺品整理を業者に依頼するのか

遺品整理の体験談を見ていると「つらい・疲れる」という声が多く見られます。
この記事を読んでいただいている方で「現時点でそれをすでに感じている」ということもあるかもしれません。
どうすれば楽になるのか、つらい思いをしないよう、事前にとれる対策はあるのか…
このようなことを理解しておくと、遺品整理で疲れる・つらいという思いをすることは少なくなります。そのような目的のため、この記事では上記の3つの内容を中心に「遺品整理がつらい原因と対策」を解説していきます。

遺品整理はなぜつらい&疲れる?

まず、漠然と「遺品整理が辛い・疲れる」と思う前に「その理由」を考えるのが有効です。
理由がわかれば「具体的な対策」も立てやすくなるでしょう。

単純に物が多い(物理的な作業量が多い)

遺品は、生前整理をしっかりしていた故人の方でなければ、大抵は大量に出るもの。
人が一人生活するための持ち物は、日常生活で意識するよりもかなり多く、思っていた以上の3倍以上なんてことはざらにあることです。

そして、その中に「本当に必要なもの」はほとんどありません。

「めったに使わないもの」が大量に眠っているということですが、その断捨離をできていなかった故人の方の場合、どうしても単純に物が多くなります。
仮に「すべて処分していい」という条件だったとしても、物が多ければその処分だけでも一苦労。
まず家の中のものを全部かきだして、そこから分別、捨てる方法などを考えるとそれだけで気が参るのは当然でしょう。
このように「物理的な作業量が多い」ということが、遺品整理で疲れる・つらいという理由の一つといえます。

要不要の判断をする本人(故人)がいない

これは、精神的(頭脳的)な理由になります。
物を処分するとき、多くの人が考えるのは「これは処分してもいいものだろうか」ということ。
自分の物なら、判断しやすく割り切ることも早いでしょう。
しかし、他人の物の場合は「所有者本人」に尋ねる必要があります。
遺品整理の場合は、その本人がすでに亡くなってしまって、尋ねることができないわけです。
それでも「明らかに必要・不要」と判断できるものもありますが、その割合はご本人が生きているときに比べて、大幅に少なくなります。
判断のつかない物がどうしても多くなるため、通常のお片付けや断捨離に比べて精神的な負担が数倍になることでしょう。
不要とわかる物でも、精神的に処分しにくい
さらに、要不要がはっきりわかったとしても、その先が難しくなります。多くの人にとって、遺品は精神的に処分しにくいためです。
「普通の燃えるゴミや粗大ゴミに出すのは気が引ける」ということですね。
このような心理的抵抗をやわらげるために、昔から「お焚き上げ」という儀式があります。
具体的には遺品を浄火で燃やして天に還す方法などです。
お焚き上げについてはこちらを参考にしてみてください。
また「遺品の処分で罪悪感をおぼえる」という方もいるでしょう。そのような場合の考え方については、下の記事で詳しく解説しています。

罪悪感を感じないで遺品を処分する方法

ご家族やご親戚など大切な方がなくなったら、生前整理をしていたとしても多かれ少なかれ遺品の整理を必ずしなくてはなりません。
その際、どうしても「捨てるしかない」という遺品も出てきます。
捨てるしかないとわかっていても「遺品を捨てるのには罪悪感を覚える」という方に知ってほしいのは、遺品の整理は「心の整理」でもあるということです。

遺品整理士認定協会の理事長も、現代ビジネスの記事で下記のように説明されています。

【故人への思いが強くて踏ん切りがつかない状態だと、遺品整理はただつらくて悲しい作業になってしまいます。遺品の整理とは、心の整理でもある。遺品を片付けていくなかで、気持ちにも整理がついていくのが理想ですが、最初は途方にくれてしまう人が多いのが現実でしょう。】
※後悔しない「遺品」の片付け方(現代ビジネス)参照

「遺品の整理とは心の整理である」という言葉を心において、前向きに生きていく後押しをするのが遺品整理業者の心得だとピアルカは思っています。

厳しい時代を生きてきた年代の方は、「気丈に行動すれば偉い」「できない人はダメ」「親のものはこどもが処分するのが当然」と思いがちですが、そんなことは一切ありません。
逆に「すぐに行動できる人は冷たい」などということも、もちろんありません。
何にしても、大事な方が亡くなった直後は、すぐに遺品整理をするのが難しいもの。
遺品整理については無理に急ぐ必要はありません。

遺品整理が辛い・疲れると感じる場合には、代行業者に依頼するのがおすすめ。

業者に依頼するメリット
物理的な負担が減る
まず、どんな仕事でも業者に依頼すると「自分の作業量」が減ります。遺品整理の場合、具体的には下のような作業をしなくて済むわけです。

遺品の仕分け
貴重品の捜索
不用品の処分
部屋・空き家の清掃

どの作業も、負担がとても大きなもの。
特にごみ屋敷や汚部屋のような状態になっていたら、普通の方が遺品整理や清掃を行うのは難しいでしょう。
このような物理的負担を大幅に軽減できることが、遺品整理を業者に依頼するメリットの一つです。

生前整理業者は経験豊富なプロなので、今後必要なもの・不要なものの判断を促してくれる。

先に書いた通り、遺品整理で疲れる・辛いという理由の一つに「要不要の判断をしにくい」というものがあります。この点も、プロなら毎日経験していることなので判断しやすいもの。
もちろん「家族のことは、家族でないとわからない」というケースもあるでしょう。
しかし、そのような遺品についてもプロは当然よく理解しています。
素早く仕分けをし「遺族が何を確認すればいいか」を、簡単にわかるようにしてくれます。
「特に確認していただきたいのはこれだけです」とわかりやすく区別されていれば、そこだけ重点的に確認すればいいので、負担が小さくなるわけです。
念のための最終確認をするその他の遺品についても、「一般的には必要ない」とわかっているだけで、確認が大幅に楽になります。
「他の家ではどうしてる?」と気軽に訪ねてみる相手がそばにいることはとても心強いことではないでしょうか。

預金通帳・登記簿などの貴重品の探索も得意

銀行通帳
遺品の中でも、特に重要なものは貴重品。
相続税も申告や納税にも関わるため、下のようなものは確実に探し出す必要があります。

銀行の預金通帳
現金(タンス預金)
不動産登記簿・登記識別情報など
有価証券(株式など)
保険関係の書類

上記が特に多いものですが、他にも財産に絡むものはすべて早めに、確実に探さなくてはいけません。これが特に神経を使う場面ですが、専門業者であればこうした作業もスムーズに行うことができます。

遺品供養(合同供養)を無料でやってもらえることが多い

近年は、遺品供養に無料で対応している業者が徐々に増えています。
個別供養でなく「合同供養」という形式で、他の方のご遺品と一緒に供養されます。
もちろん、合同だからクオリティが落ちるということはありません。
「神仏の前では誰もが平等」というのは当然のことですから、僧侶・神官の方々も、個別供養と同様に丁寧に供養してくれます。

このようなしっかりした供養を無料でしてもらえるという点でも、業者に遺品整理を依頼するメリットがあるといえるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
昨今の少子高齢化、働く女性の増加などによる、時間のない社会背景から遺品整理は業者依頼するメリットが非常に多く、また忙しい方々からの依頼が増加し続けています。
時短をしてできるだけご自身の時間を有意義に使うためにも、心に余力がない場合少しでも負担を減らすためにも遺品整理業者をうまく利用することはメリットが多いように思えます。
ピアルカでは生前整理、空き家整理はもちろん、遺品整理サービスを行っております。
いざ自分で始めたもののどこから手をつけていいかわからない、やっぱり心を追いつかない…など様々なご相談に真心込めて対応いたしますので是非お気軽にお問い合わせください。