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2020.02.15 ブログ

遺品整理と悲しい気持ちとの向き合い方

親の四十九日法要を終えた後に実家へ帰ると、そこには出迎えてくれる親の姿はなく、とても寂しい気持ちになる方は多いのではないでしょうか。
そして代わりに持ち主を亡くした、たくさんの遺品が残されており、問題となるのが、「遺品整理」。
実際に片付けようと思っても様々な思いがこみ上げてきて、なかなかスムーズに進めることができない場合がほとんどです。
今回は、親の遺品と向き合い、一歩踏み出すための方法と心構えについて、ご紹介します。

遺品が捨てられない理由

遺品を整理するにあたり、まず問題となるのが「なかなか捨てられない」ということです。
なぜ、今後は不要であるとわかっていても、親の遺品をなかなか捨てられないのでしょうか?
それには、自分自身では気づきにくい、以下のような理由があります。

気持ちの整理がつかない

親が亡くなった直後は、お通夜やお葬式、法要などイベントが目白押しとなるため、家族は悲しみにくれる時間すらありません。
実際、喪主である方が悲しみにくれるのは四九日の法要後とよく言われています。
そのため、遺品整理を行うと考えた時は、それらが一段落した時。
いざ遺品を整理しようと考えた時にやっと、親が亡くなったという事実とじっくり向き合うことになります。
亡くなってから、時間としてはもう1ヶ月以上過ぎているのに、自分にとって大切な人が亡くなるというのは、とても辛いことで簡単に受け止めることはできません。
親の死という事実を自分の中で受け止めることができず、遺品整理をすること自体を難しいと感じることは、当然のことであり、自然な流れであるともいえます。

思い出がよみがえり、捨てることに罪悪感がある

自分の中でなんとか気持ちを整理して、いざ遺品と向き合おうと思っても、実際に遺品を手にとると、一つひとつに対して様々な思い出がよみがえってきてしまいます。
「この訪問着は、私の七五三の時にお母さんが着ていたな」
「お父さんはこのカメラで写真を撮ってアルバムにしてくれていたな」
「このネクタイはおじいさんのお気に入りだったなぁ」
遺品とは、一つひとつが家族としての思い出がたくさんつまっているもの。
捨てなくてはと思っていても、捨てるという行為に対して罪悪感を持ってしまいやすくなります。
親の大切にしていたものを、ぱっと捨てることができないのは当たり前の感情です。

親がなくなってしまった悲しい気持ちへの向き合い方

遺品を片付けようという気力すらわかない、遺品を見るだけで感情が高まってしまい、手がつけられないという場合、まずは時間が経つのを待ってみてはいかがでしょうか。
賃貸の場合、引き渡しの日が早い段階で決まってしまうため、完全に癒やすまで長い時間を確保することは難しいかもしれません。
しかし、親の死を全く受け止められていない段階で無理に作業を勧めようとすると、さらに精神的なダメージを負ってしまう可能性が高くなります。
今日は無理でもまず明日、そうでなければあともう1日と、少しでも時間を遅らせるという行為は、受け止めるための第一歩としてとても大切な時間である、と考えます。

遺品整理における心がまえとは

遺品整理とは、亡くなった方の私物を整理する、ということです。
それは、残されたご遺族がその方の死という事実を受け入れるとともに、前をむいて生きていくための儀式ともいえます。
逆に気持ちの整理がつかない、持ち家なので今すぐ整理する必要はないとそのままにしておくと、将来自分が亡くなった時、自分が感じた以上の負担を自分の子供たちに負わせてしまうという可能性もあります。
「あのとき、お母さんとこんなことがあったな」
「お父さん、これをずっと大事にしてくれていたんだ」
など、思い出とともに遺品を整理するということは、故人を偲ぶ行為であるとともに、子供が親のためにできる、最後の親孝行でもあるともいえるのです。
ぜひ、遺品整理を悲しいものではなく、故人の死を受け止め、前に進むための手段であるという前向きな心がまえのもと、臨んでいただけたらと思います。

おすすめの整理方法、お焚き上げ

遺品整理をを処分する上でおすすめしたいのが、お焚き上げです。
ゴミと同じようにぬいぐるみや写真を捨てるのではなく、神社など、神聖な場所でしっかり供養していただきながら処分してもらうことで、「捨てる」ということに対する罪悪感を減らすことができます。
お焚き上げすることによって、ただ「処分」」するのではなく、しっかりと「ありがとう」の気持ちを込めて整理ができます。
お焚き上げについては随時行うものではありませんので、事前に日時を確認されることをお勧めします。
お焚き上げについての詳細はこちら

感情を思い切り吐き出すグリーフケア

遺品と向き合う中で、感情が高まってしまった時、「いい歳なのに恥ずかしい」と感じてしまっていないでしょうか。
今の50代60代、すなわち親が故人になる世代の方たちは、「我慢が美学」という時代でもありました。
「解決を急ぐ」世代でもあります。
「ゆっくりと心を癒す=甘え」だと勘違いしている方が多いです。
しかし、そうではありません。
親の死は誰もが悲しんで当然であり、その悲しい気持ちと向き合い乗り越えるために必要な時間は人それぞれ。
感情を押し殺すのではなく、あえて思い切り吐き出すというのも、1歩進むためには必要なステップです。
実際にグリーフケアという、身近な人の死を乗り越えるためのケアにおいても、感情を表に吐き出すというのは大切な行程である、と位置づけられています。
思い出深いものを手に取り、思い切り泣いてみることで、泣き終わった後に気持ちが軽くなり、以前よりも少しだけ前に進めるはずです。

遺品整理業者に依頼をするのもおすすめ

やらなければいけないけれど、やっぱり自分では難しいと感じる方には、プロの力を借りるというのも一つの方法です。
「遺品整理士」という資格を保持していた知識と対応力を兼ね備えたプロによって、遺族の悲しみに寄り添いながら遺品整理をしてくれます。
ピアルカでは環境に配慮し、遺品は極力処分するのではなく、リサイクルすることに努めております。
また、お焚き上げも承っているため、よりご遺族の気持ちに配慮した作業を行っています。
心身ともに辛い作業である遺品整理だからこそ、こういったプロにお任せするというのも、心が楽になる方法の一つです。

まとめ

遺品整理は、親の死を受け入れる作業であるとともに、残された遺族にとっては辛い作業。
お葬式や法要などで取得した忌引きあけは、いつも以上に忙しいものです。
なかなかまとまった作業時間を確保できないため、多くの方が悩む作業の一つとなっています。
亡くなった親御さんや故人も、自分の死によって子供が辛く悲しい気持ちを引きずることは望んでいません。
少しでも心を軽くするために、ご自身で行うことも大切ですが、遺品整理士が多く在籍するプロに対応をお願いするというのも、心身の負担を減らすという意味でぜひご検討いただければと思います。

ピアルカでは、遺品整理を始め、生前整理、整理整頓、家財整理、空き家整理など様々なサービスを真心込めて作業いたします。
お見積もり、相見積もりももちろん無料です。
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