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2019.10.11 ブログ

終活は「ブーム」から「当たり前」に

みなさんは最近「終活」という言葉をよく聞くようになったと感じませんか?
終活という言葉は、週刊誌の「週刊朝日」から生み出された言葉とされています。
その後、終活に関する本がいくつも出版されるなど、世間に浸透しはじめました。
また、終活という言葉が世に浸透し始めた頃に、流通ジャーナリストとしてテレビをはじめ、さまざまなメディアで活躍されていた金子哲雄さんが41歳という若さで急逝しました。
金子さんは生前から自身の通夜や葬儀、お墓の準備を進めており、礼状の文章までご自身で書かれていたこと大きな話題となりました。
テレビで見た、菊ではない鮮やかな色合いの花々で埋められた祭壇を見て「素敵だなぁ」と思ったことを今でもしっかりと覚えています。
私以外にも沢山の方が、彼の「終活」「葬儀プロデュース」を見て終活を意識したと思います。

10年ほど前の終活というと「葬儀やお墓の事前準備」という意味合いが大きかったですが、現在では「自分の人生の終末期を見つめ、“今”を自分らしく活き活きと生きるための活動」を意味するようになりました。
最近では、残された家族のためにやるべきことになっている当たり前の「終活」。
いったいどんなもので、どんなことをするのか、改めてまとめてみました。

様々なメディアに登場する「終活」

「終活」というキーワードでテレビ番組が放映されたり、遺言書のHOW TO本が出版されたり、インターネット上でエンディングノートが無料でダウンロードできるようになった現代。
このように現実として「終活」という亡くなる前の新たなステップが作られつつあります。
今回はそんな「終活」普及の波の中でもう一度「終活」とは何なのかを考えてみようと思います。

ネガティブなイメージがある「生前整理」「終活」

みなさんは「終活」と聞いてどんなイメージを浮かべますか。
遺言書や生前撮影、葬儀の段取りなどを思い浮かべるでしょう。
「誰かに迷惑がかからないよう」
「親戚がもめないように遺言を残そう」
「気をもむ必要がないように葬式で要るものを揃えて、金銭面でも決めておこう」
こうした後に残す人々のことを考えながら行われるのが、終活・生前整理のイメージではないでしょうか。
こういったイメージを前向きと取るか、後ろ向きと取るかは本人次第なのですが、遺品整理業界にいる人間から見ると「終活は確実にポジティブな行為」だと感じます。

終活があなたの人生をポジティブにする

では実際、どのように終活をして、具体的に何がポジティブになるのでしょうか。

自分の使える時間・お金を明確にできる

終活をすると、今までぼんやりとしていた、自分の手元にいくらお金があるのか、あと寿命が大体どれくらいあるのかがはっきりします。
そしてその時間の中で、何をしたいかを選択していくことができます。
子育てや仕事に明け暮れていた生活から逸脱して、終活できる時間ができたならば、その次の人生の幕を、自分のために開けることができるんです。
それを考えただけで前向きな気持ちになれませんか?
また、葬儀にかかるお金云々をまとめておき、自分の余暇にあとどれだけ財産を使えるのかも明確になります。
財産には大なり小なりありますが、例え少なくてもその財産が自分のために使えると思うと、またそれもポジティブに生活ができそうですね。

葬儀プロデュースも楽しいもの

先述したように金子さんのように自分らしい葬儀をプロデュースするのも、おすすめ。
例えば私は、金子さんに影響されて、まだ30代だというのに結構な葬儀プロデュースをしていて、エンディングノートに意思を残してあります。
お花は菊ではなくて、鮮やかなダリアや香りの芳醇な百合をいれて欲しい。
棺桶には娘と飼い猫の写真をいれてほしいなどなど、色んな細かなことを自分で決めれるのも終活のメリットですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
すでに「死」と向き合うことがタブーだという時代は終わっています。
また、生前整理を行われなければ、自分の生を最後まで全うしようという「終活」の発想は生まれません。
今までの自分を整理して、この先あとどれくらい自分にはできることが限らえているのか、自分の時間的・肉体的限界をはっきりさせてくれる生前整理。
自分の人生の「終」わりまでを最大限「活」かそうという考えは成り立ちません。
この発想は元来「終活」という言葉を生み出した末期医療やホスピスの発想ともつながっています。
前向きに残りの人生を生きるための「終活」をする前の生前整理を是非やってみてはいかがでしょうか?

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