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施工事例・ブログ

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2020.03.14 ブログ

分譲マンションにおける空き家問題

みなさんは「空き家」と聞いて、どんな家を想像されるでしょうか。
多くの方が「古い木造の家屋が、雑草の生い茂る中に佇んでいる」姿を思い浮かべるのではないかと思います。
ピアルカは地方に会社を構えていることもあり空家の施工が多いのは先程のような家も多いのですが、実は日本の空き家の多くは、最近では戸建て「マンション」なのです。
しかもその物件が「入居者が付かない賃貸マンションやアパート」ではなく、「住宅ローンを組んでまで購入した分譲マンション」なのです。
そのため、都内では「マンションにおける空き家対策」を取り、分譲マンションにおいても「所有者不明の空き家」に対処すべく動きだしているといいます。
いったい分譲マンションの空き家問題とはどういったものなのでしょうか。

管理費・修繕積立費などを徴収できない分譲マンション

ご存知のように賃貸マンションと分譲マンションには、「所有者が一人」であるか「所有者が多数」であるか、という決定的な違いがあります。
つまり、管理組合で運営する共同住宅という性質をもつ分譲マンションにおいては「所有者不明の空き室」が出てしまえば、他の住民にしわ寄せがいくということなのです。
分譲マンションでは区分所有者の氏名と住所を特定できないという状況が発覚すると、管理費や修繕維持積立費の滞納のリスクが発生します。
またそのような事案が発生した場合、興信所によって所有者を見つけ出したり、管理組合が家庭裁判所に申し立てをしたりと、かなり面倒なことになります。
しかも、家庭裁判所に申し立てをして売却などができるようになったとしても、相続放棄やその他理由で、その売却代金が滞納された管理費を補うものかどうかは不明です。

下がり続けていく「分譲マンション」の価値

こうしたケースが発生するということは、「相続放棄」が起きれば起きるほどに、その物件の価値が下がってしまうということを意味します。
国土交通省によれば、2017年に200万戸に満たなかった築30年以上の物件は、10年後の2027年には300万戸を超えるとみられいます。
さらに20年後の2037年には500万戸を超え、「今の3倍近くの数の物件が築30年以上になる」といいます。
そして、そのうち200万戸近い物件は築50年以上の物件といいます。
老朽化によって資産価値が下がってしまっているうえに、管理運営の費用も払えていないとなれば、その空き部屋が相続されないのも当然でしょう。
また国土交通省がマンション管理組合から得た調査結果によると、対象の管理組合のうち14%、つまり87の組合で「連絡のつかない所有者がいる」という結果が見えたそうです。

分譲マンションの空き家対策に乗り出した都心部

東京都は2018年に「マンションの適正管理促進に関する検討会」を設置し、適切な仕組みの制定に向けた議論を進めています。
分譲マンションの相続放棄による空き家化を防ぐには、マンションの資産価値を下げないことが重要であり、そのために管理組合などによる建物のメンテナンスが非常に重要になってきています。
2018年11月30日に検討会から提出された資料によると

安全で良質なマンションストックの形成に関する中長期的な目標の設定
マンション管理の適正化に関する指針を定めるとともに、現行のマンション管理ガイドラインについての見直し
管理組合に対する届出の誘導策の検討

以上の3点を取り組むことで、対応していくことを発表しました。
これらの理由から、「分譲マンションの空き家問題」の対策としては、マンションの管理を充実させ、資産価値を保つための仕組みづくりが求められているということがよくわかります。
管理組合がしっかりしているかどうかも、実は物件の価値に繋がるということなのです。

マンションを空家にしないための対策

売れるタイミングがあれば即座に売却

買ってくれる人がいれば売るのが一番の得策でしょう。
少子化と反比例して過剰に増えているマンションや戸建住宅。
昔は実家=財産 でしたが、もうその時代は終わっています。
値段が付けばありがたいと売ってしまうのことは得策です。

価値を下げないために掃除を怠らないことは一番重要

先述したとおり、人が住まない住居はそれだけで劣化がどんどん進みます。
害虫などの被害もどんどん進みますし、時間が経てば経つほど価値は下がります。
ですが、月に一回掃除するだけで劣化の進行は遅くすることは可能です。
売却する時にも「月に一回掃除をしていたので綺麗です」と説明できるかできないか
掃除しているかしていないかで付加価値はぐっとかわるでしょう。

月に一回の掃除を業者に頼むのもおすすめ

最近は空き家マンションや、賃貸、民泊住居を定期清掃してくれるサービスが増えてきています。
遠方で自分の実家の空家に定期的に掃除だけのために行くにはコストがかかりすぎる。
という方におすすめのサービスです。

ピアルカでは空き家管理や外回りの定期清掃サービスのご相談も受けております。
また、空き家の中の家財の整理や、家財の査定、生前整理なども随時行っておりますので是非お気軽にお問い合わせくださいませ。

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