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仏壇の処分依頼方法
昨今、遺品整理ついでに仏壇を処分する家庭を多く見ます。
本日は、業者に仏壇の処分を依頼する方法や注意点についてまとめたいと思います。
いらなくなった仏壇、どうするべき?
故人の部屋に置いてある仏壇はそのまま親族が継承する場合は問題がありませんが、遠い先祖の場合誰かわからない位牌もあると思います。
祭祀財産の場合、一般的な貴重品とは別に切り離されて考えられていますので仏壇や位牌、仏具、神棚、遺骨、墓地などは供養などの儀式を行う義務が生じてまいります。
祭祀財産とは
祖先の祭りのために使用される家系図,位牌,仏壇,墓碑,墓地などをいいます。
これは一般の相続財産と切り離され,共同相続の対象とはされない。
祭祀財産は被相続人が祖先の祭祀を主宰すべき者を指定するときは,その者が承継する。
指定は遺言などの方式に限られず,口頭でもよい。
この指定がないときは,慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継する。慣習が明らかでないときは,家庭裁判所が祭祀財産の権利の承継を定める(民法897条2項)。
仏壇や位牌を処分する場合には、魂、お性根抜きなどの仏教上の儀式を済ませてから処分します。
その法要は僧侶に依頼することになりますのでお世話になっているお寺への連絡をしてスケジュールを組み取り計らってもらうようにしましょう。
やむを得ない事情があるとはいえ、仏壇処分には後ろめたさを感じる人もいると思います。
そうした不安や罪悪感を払拭するために、適正な処分方法に従って処分するようにしましょう。
遺品整理業者に処分してもらう
仏壇を引き取り対象にしている、引っ越し業者や不用品回収業者に依頼する方法もあります。
「粗大ゴミとして仏壇を処分するのは後ろめたい」
「新品を購入しないと仏具店に引き取ってもらえない」
「頼りになるお寺が近くにない」などの心配がある方にはおすすめです。
多くの不用品回収業者は仏壇・仏具の回収にも応じてくれます。
また、仏壇以外の細かな仏具なども引き取ってもらえます。
仏具の中に、高価なものがあれば買取も行います。
しかし、どのような業者に依頼するのかはしっかりと選ぶことが必要です。
仏壇処分に伴い、供養などの手順を踏む業者であるかを確認しましょう。
また、費用の面では事前見積もりを行い、追加料金の発生がない業者を選ぶことで、トラブルを避けられます。
業者に処分依頼する際の注意点
不用品回収業者は、回収にかかる料金を自由に設定できるため、悪質な業者の中には割高な料金を請求してくる場合もあります。
なるべく複数の業者に相見積もりをとり、追加料金について確認しておきましょう。
事前に確認すべき事
仏壇の引き出しの中を確認する
仏壇の引き出しは触れる機会が少ないため、中にある大事なものを見落としがちです。
確認を忘れて、処分に出してしまうケースもあります。
昔の思い出の品や金品などが中にしまってある場合もあるので、必ず処分する前に確認しましょう。
魂入れ・魂抜き
魂入れは開眼法要(かいがんほうよう)とも呼ばれ、新しく仏壇を作る時に行われます。
魂入れがが行われている仏壇は、ご先祖の魂が込められているため、特別な供養が必要になります。
処分の際は、閉眼法要(へいがんほうよう)によって、仏壇の魂抜きを行います。
供養せずに仏壇を処分してしまうと、ご先祖の魂が行き場を無くし、さまよってしまいます。
閉眼法要を行うには、菩提寺やお近くのお寺に依頼しましょう。
仏壇以外もまとめて処分するには
お一人で生活する親族が亡くなられたり、老人ホームなど福祉施設に入居しなければならない場合、不用品の整理や回収など大変です。遺品の買取に時間や手間をなるべくかけたくない方は、遺品整理業者がおすすめです。
仏壇を含めた遺品整理は業者に依頼したほうが思った以上にお得
遺品整理は冒頭でも申し上げました通り、想像以上の労力と時間が掛かってまいります。
そのほかに気を遣う場面は挨拶だったり、音をたてないように運んだり、重い物をもって急性の腰痛などやケガにあったり普段では経験しない現象が発生することになります。
一昔前のように専業主婦が何人も集まり遺品整理の分別作業をしてくれる時代ではなくなっています。
忙しい日々を過ごす現代人。
遺品整理を誰も手伝ってはくれないでしょうし、そこまでの信頼関係を築けるご近所付き合いでもない時代。
故人を亡くした悲しい気持ちに乗算され相当な負担になる遺品整理。
遺品整理の仕方も、備品の準備や方法・手順…
実際にやってみるとそう簡単にはいかないことだらけです。
時短、コスパを考えて、遺品整理を業者依頼することは当たり前の世の中になっています。
仏壇を含め、処分方法のわからないものが多い場合、ぜひ遺品整理業者に依頼してみてください。
ピアルカでは、生前整理・遺品整理・空き家整理サービスを真心込めて作業いたしております。
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