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2020.04.10 ブログ

遺品整理トラブル事例~契約したのに作業が始まらない~

先日から遺品整理トラブルについて紹介しています。

一昔前までは、誰かが亡くなれば親戚中が集まり、それどころか近所の方や友人が遺品整理や形見分けに参加するような時代でした。
核家族化が増えた昨今、離れて暮らす親や親戚が亡くなると、その地域の遺品整理サービス業者に依頼することが当たり前の時代になってきています。
時間や、コスパだけでなく、精神的にも余裕がなかなか持てない現代では遺品整理は業者が行うのが当然の時代なのです。

料金や作業内容に関するトラブルが問題になっている。

国民生活センターは2018年(2年前)に既に、「遺品整理サービスに依頼するときは、契約内容をしっかり確認して、慎重に業者を選んで!」と呼びかけています。

国民生活センターによると、「高額な追加料金が要求された」「残してほしい遺品が処分された」といった遺品整理サービスをめぐる相談が、2010年代から増え始め、2013年~17年の5年間に全国で491件寄せれている。

本日は施工作業についてのトラブル事例を1件ご紹介します。

見積もりの際にせかされて契約したが、作業が始まらない。

60代女性のAさんの場合
兄が亡くなり、スマートフォンで検索した遺品整理事業者に兄宅に来てもらった。
夫からその場では契約するなと言われたが、事業者から「今日決めると安くなる」「早く決めたほうが早く始められる」とせかされ、30万円で契約した。
「ポストに鍵を入れておけばすぐ始める」と言ったが、数日たっても作業が始まらないので、電話すると「作業日はまだ決まっていない」と言われた。
「賃貸の解約をしないといけないので早くしてほしい」と伝えたが、始める様子がない。
結局作業日が一ヶ月後だと言われ、賃貸を余分に一ヶ月分払うことになり、それならその分でもっとしっかりとした会社で依頼したらよかった。

契約だけして施工を始めない業者は悪徳業者

いつから始めるか、口約束だけではいけません。
契約内容について十分な検討をしないまま契約し、トラブルになる可能性が非常に高いでしょう。
1社だけでなく、複数の業者から見積もりを取り、慎重に選ぶことが基本。
安さだけで決定せずに、その会社のスタッフの相性やカウンセリング方法などもしっかり見定めましょう。
契約前には、どのような作業を、どの程度の費用で、いつ行なうか、しっかり見積書を取って確認しましょう。
その見積書に納得したら契約書面にしっかり明記してもらい、それも確認しましょう。

悪徳業者の見分け方

料金が他より安い
遺品整理業者を比較する上で、一番良く見る基準は費用・料金になるでしょう。
複数比較して、一番安い業者にお願いしたいと思うのは、当たり前のことですが、他の業者に比べて著しく安い場合、なにか裏があるかもしれない、と疑うべきです。
ほかと比較してずば抜けて安いということは必ずなにか理由があります。

必要な許可を得ていない
遺品整理は様々な作業が伴いますが、その内容によって自治体や国による許可が必要な場合があります。
例えば、不用品の運搬処理には「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要です。
遺品の買取には「古物商許可」が必要です。
資格のない業者に遺品を渡してしまうと、悪用されてしまったり乱雑に扱われてしまったりする可能性が高いといえます。必ず許可を得ているかどうかかならず確認するようにしましょう。
今回、Aさんが依頼をしてしまった業者は、この資格を持っていない業者だったと思われます。

業者の情報をホームページ上に公開していない
業者を探すとき、インターネットで検索することも多いでしょう。
その時、業者の情報がサイトになかったり、あまり詳しく載っていなかったりすることもあるかもしれません。
多くの実績・事例を持っている業者さんはだいたい公式のホームページを持っていて、スタッフ紹介や事例紹介など、適切な情報をわかりやすく載せてくれています。
依頼したいと思う業者があったら、検索してみてホームページなどを確認してみるといいでしょう。
また「名刺があるのでホームページが作っていない。」という業者があれば、名刺を検索しているのも良いでしょう。
悪徳業者への対策は、悪徳な業者に依頼せず優良な業者に依頼するということです。
遺品整理を扱う業者は全国に約1万社あると呼ばれていて、「遺品整理」や「生前整理」を扱う業者の中から、自分が良いと思う業者を選ばなくてはなりません。

良い業者選びの6つのポイント

遺品整理士の在籍
遺品整理士とは、一般社団法人遺品整理士認定協会が発行している資格です。遺品整理の作業や心得に関する講座を2ヶ月ほど受講したのち、遺品整理士の適性を認められた者のみに与えられる資格なのです。
遺品整理業を開業するにあたり遺品整理士の資格は必須ではありません。
中には特に資格を持たずに営業している業者もあるのです。
Aさんが依頼した業者はそのような会社だと思います。
サービスの幅や、レベルは業者によって非常に異なります。
遺品整理士という資格を持っているということは、信頼するに足る業者であることを示す一つの基準となりうるでしょう。

訪問見積もりに対応
見積もりにはいくつか方法がありますが「訪問見積もり」を依頼するようにしましょう。
電話やメール越しでは部屋の状況を詳細に伝えることはなかなか困難ですし、買取品がある場合には事前に確認してもらうこともできます。
訪問見積もりをしたがらない、応じない業者は、当日になって追加請求をしてくる悪徳業者の可能性があるので注意が必要です。
追加請求などの業者トラブルを防ぐためにも、現場の状況や必要な作業内容を正しく業者に把握してもらうことが重要です。

見積もり書の明確な記載
見積もり書の記載内容にも着目しましょう。
「作業一式」など抽象的で曖昧な記載はある場合は気をつけましょう。
作業内容とそれに伴う料金が具体的に記載されているかが着目ポイントです。
また、必要な作業が含まれているか、余計な作業が含まれていないかも確認しましょう。

不用品の適切な処分
不用品を処分するには、業者が「一般廃棄物収集運搬許可証」を持っているか、持っていないなくとも許可証を持った業者に委託していなければなりません。
悪徳業者の場合には、処分費用を浮かせるために不法投棄してしまいます。この場合、依頼者側に不法投棄の責任が問われることになってしまうので、許可を持っているのか、あるいは委託しているのかを必ず確認しましょう。

丁寧な対応
遺品整理業者を比較する際、接客態度も注意深く見ておきましょう。
こちらの要望を丁寧にヒアリングしてくれるか、質問にも誠実に答えてくれるかどうかはとても重要。
また実際見積もりしてもらう時も、どの作業にいくらくらい料金がかかるのか詳しく説明ができる業者が望ましいです。
大切な遺品を扱う繊細な作業だからこそ、依頼者の意図を組み、誠実に対応してくれる業者を選びましょう。

相見積もりをとりましょう!!

業者を選ぶ際には、最初から一つの業者に絞るのではなく3社を目安に相見積もりをとるようにしましょう。
相見積もりをとることで、だいたいの相場が把握できます。
業者ごとのサービスや料金を比較することもできます。また、安すぎる、高すぎる料金を提示してくる業者を疑うこともできるので、業者間での比較は必須です。

ピアルカでは相見積もりも大歓迎です。
もちろん遺品整理士資格保持者も、女性スタッフも在中しているので、様々なサービスに対応しています。
遺品の買取に必要な「古物商許可」も所持しています。

ぜひ他者様との相見積もりにピアルカも入れていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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