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2020.12.01 ブログ

形見分けとは?注意点とやり方


故人の愛用品を仕分ける作業に“形見分け”があります。故人を供養する目的がありますが、形見分けの具体的なやり方や時期、マナーなど意外と知らないことも多いのではないでしょうか。形見分けとは具体的にどのようなものになるのか?後から後悔しないためにも、形見分けのポイントについてわかりやすく説明していきたいと思います。

形見分けとは


そもそも形見分けとは、故人の残していった品物を贈ることをいいます。その対象が親族の場合もあれば親しい友人、恋人、職場関係の人などさまざまです。故人が愛していた人であり故人のことを愛し大切に思ってくれていた人に分けます。地域によっては呼び方が異なり「裾分け」と呼ばれることもあれば、「袖受け」」などと呼ばれることもあります。
形見分けの時期について明確な決まりがあるわけではありません。なかには形見分けを行わないご家庭もありますし、そこまで形を気にする必要もないのです。一般的には四十九日の法要が終わり、親族が集まったタイミングで行うことが多くなります。近頃は相続関係のトラブルを避けるために、生前に形見分けを行う人もいます。
形見分けは日本に昔から伝わる文化の一つになります。平安時代の書物である「栄花物語」を見ると、「悲しみを誘うお形見の衣」と訳された一文もあり、亡くなった親しい相手の形見を分けてもらったと見られる文章も残されています。当時は衣服はとても高価で貴重なものだったこともあり、形見分けの対象として選ばれていたそうです。

形見分けの対象とは


形見分けで贈るものは故人によってもさまざまです。今でも衣服を贈ることもありますし、数珠や日用品などを分けることもあります。例えば故人が愛用していた高級な時計や筆記用具もそうですし、着物、かばんなどを贈ることもあります。
衣服に関してはそのまま渡すのではなく、一度クリーニングに出すなどきれいにしたうえで渡します。また故人の数珠を受け継ぐのは基本的には、子どもだといわれています。地域によってはそのまま棺に入れることもあり、その地域の風習によっても違います。

形見分けを行ううえで覚えておくべきこと


形見分けを行ううえでマナーとして覚えておくべきことがあります。最低限知っていないと失礼に当たることもあります。特にマナーについて厳しいご家庭の場合は注意してください。

形見分けは立場が下の人に贈るもの

形見分けの基本として、立場が上の人から立場が下の人に贈るのが一般的です。そのため子どもが亡くなったときに、その遺品を形見分けとして親や祖父母が受け取ることはしません。ただこれらのマナーも時代とともに少しずつ変わりつつあります。本人から要望があった場合も考えられますし、思い出の品として残しておきたい人もいると思います。あくまでも基本の考え方として頭に入れておくようにしてくださいね。

形見分けはお返しをしない

葬儀などで香典をいただいたときはお返しをするのがマナーだと考えられていますが、形見分けはお返しをすることはありません。また贈るといっても水引やのしなどをつけずにそのまま渡すようになります。言葉を添えるのであれば「遺品(仏式)」もしくは「偲ぶ草(神式)」ととてもシンプルなものになります。華美にならず、半紙などを使い軽く包んでお渡しするのが一般的な方法です。少し考え方が違うので注意してくださいね。

贈与税に注意

形見分けで年間110万円を超える贈与を受ける場合は「贈与税」の対象になります。そのため必ずしも贈るべきではなく、相手の意向なども確認したうえで行うようにしてくださいね。贈与税をかけたくないのであれば、生前整理で毎年贈与をしておき110万円を超えないように調整する必要があります。また法的にいえば故人の所有物はすべて遺産分配の対象になるので「法定相続人」の全員の同意が必要になります。そのため形見分けは相続しないものが対象になることもあります。

お金の形見分けは注意

形見分けの対象としてお金を含む人もいるのえですが、財産的価値のあるものを形見分けしてしまうと、相続放棄ができなくなってしまう危険性もあります。もし故人に借金などの債務があったときに使う相続放棄についてもしっかりと把握しておかなくてはいけません。借金まで相続することになってしまい、マイナスになってしまうこともあります。
形見分けで高価なものをいただく際は、あとから申告が必要なこともありますので申告漏れなども注意してください。税理士などの専門家に相談しておくと安心です。

まとめ


形見分けについてわかりやすく解説しましたが、いかがでしょうか?故人の遺品をなんでも仕分ければいいわけではありませんし、高額なものはトラブルのもとになることもあるのでくれぐれも注意してくださいね。生前整理など事前に対処できるものは相談しておくと、そういった心配もなくなり安心できますね。

ピアルカでは、遺品整理、生前整理を始め、倉庫の整理、空家の処分、定期清掃など、あらゆるお片付け作業をお手伝いをしています。
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