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2020.12.22 ブログ

相続放棄する場合、遺品整理はしてもいいの?注意点や気をつけること


両親が亡くなったとき、残された遺族の間で問題になるのが「遺産相続」ではないでしょうか。資産がたくさん残っていて相続するケースもあれば、負債が多く遺産放棄の手続きを行うケースもあります。
特に遺産相続放棄の手続きについては、何から進めたらいいのか戸惑うこともあるのではないでしょうか。放棄する場合、遺品整理をしてもいいのか?注意点や気を付けなくてはいけないことについて、説明していきたいと思います。

遺産相続の放棄とは


遺産相続放棄とは「私は故人の遺産を相続しません」と決め、家庭裁判所にて所定の手続きを行うことをいいます。書類を持って直接申し立てを行う方法と郵送にて書類を提出する方法もあります。そもそも相続には故人からそのまま引き継ぐ「単純承認」と、財産のなかから借金を差し引いた分を相続する「限定承認」、すべての財産を引き継がない「相続放棄」があります。
家庭裁判所は故人の住んでいた場所によっても管轄が違いますので、まずはどの裁判所で手続きをしたらいいのか確認してください。故人が借金を背負っていたのに遺産を相続してしまうと、借金も相続することになってしまいます。
誰だって故人の借金まで相続したくありませんよね。法定相続人それぞれが遺産放棄の手続きが必要になります。故人が亡くなった日より3ヶ月以内に申し立てを行うようにしてくださいね。

相続放棄の場合は遺品整理はしてはいけない


故人の遺品整理についても注意が必要です。両親の遺産を相続放棄の手続きを行う場合、放棄が確定する前に勝手に遺品整理を行ってはいけないとされています。相続放棄では、一度でも相続を承認してしまうと「単純承認」になってしまい認められなくなってしまうケースがあります。
放棄とは故人の遺品を相続する権利をすべて放棄していることになるので、遺品整理を行う資格がないと判断されます。思い出の品があったとしても故人の部屋にある遺品には極力触れないことも大切です。
遺産放棄の手続きをしている人はもちろん、法定相続人になるかもしれない人も禁止です。ただし、写真や手紙などの資産的な価値のないものは持ち出しても問題ありません。このあたりの基準を判断するのが難しいからこそ、余計なことはしないほうが懸命です。

相続を放棄しても遺品整理が必要になるケースもある


相続放棄する場合、基本的には遺品整理は触らないにこしたことはありません。単純承認のリスクを減らす為にも触れる理由がない限りは勝手に判断してはいけません。
ただし遺産放棄をする気があって手続きをしているとしても、遺品整理をしなくてはいけないケースもあります。例えば親が家で自殺したケースや孤独死をしてしまった場合、賃貸物件の場合は相続人の(管理義務)も発生してしまいます。
遺産を放棄するにしても、そのままの状態にしていると、部屋の状態が悪い方向に進んでしまいます。近隣からゴミや腐敗臭などの苦情が出てしまうこともあるので、そのまま放置しているわけにはいきません。
特に相続放棄の手続きは1ヶ月以上(混雑していると2ヶ月以上)の時間がかかることもあります。この間何もしないとトラブルになってしまうことも…。必ずしも遺品整理をしなくてはいけないわけではありません。ただし賃貸物件とはいえ管理会社などに相談しないと単純承認として見なされてしまうので注意してくださいね。

遺産相続の放棄で余計なトラブルに巻き込まれない為に


遺産放棄をするということは、故人にそれだけの負の負債があったということですよね。生前から借金があったとわかっているケースもあれば、亡くなったあとに借金の督促状を見て借金があったことを知るケースもあります。
遺産相続の放棄は法定相続人すべてで行う必要が出てきます。例えば父親が亡くなれば母親と子どもが法定相続人になりますが、借金があり遺産を放棄するのであればそれぞれに手続きが必要になります。
自分も遺産放棄の手続きが必要なことを知らないままにしてしまっている人もいます。亡くなった日より3ヶ月以内に放棄の申し立てをしなくてはいけません。そのために必要な書類として故人の戸籍謄本や除票(住民票)など、役所に行って手続きをしなくてはいけないものもあります。
故人の死亡が記載された戸籍謄本は2週間前後(葬儀屋さんに死亡届を出してもらった場合は時間がかかる)と時間が必要なので早めに手続きを済ませるようにしてくださいね。

まとめ


遺産相続を放棄する場合、勝手に遺品を片付けるのは絶対にNGです。単純承認とみなされてしまい、相続放棄ができなくなってしまうこともあります。
よかれと思って持ち出した故人との思い出の品も、遺産になるので持ち出ししないように注意してくださいね。遺産放棄をするうえで必ず知っておかなくてはいけないことですし、トラブルを防止することにも繋がります。しっかりとした手順で手続きを進めていきましょう。
ピアルカでは、遺品整理、生前整理を始め、倉庫の整理、空家の処分、定期清掃など、あらゆるお片付け作業をお手伝いをしています。
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