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2019.05.12 ブログ

エンディングノートをまとめるコツ

決められた書き方はありません。どこから書きはじめてもいいですし、もちろんすべてを書く必要もありません。
ただ、最低限、これだけ書いておけば家族の負担は大幅に減らせるということはあります。
簡単にいうと、「決断を迫られたら、判断に迷ってしまうこと」です

過去・現在・未来の3つのポイント

エンディングノートに書く内容は大きく分けて、自分の過去、現在、未来の3つです。
まず、過去というのはこれまでどんな人生を歩んできたのか。どんな出会いがあったのか。何を目指してきたのか。そのようなことについて、自分の言葉で書いていきます。人生の棚卸(たなおろし)ともいわれる作業です。現在というのは、自分の家族や好きなことなどです。
そして未来というのは、これからやってみたいことなどです。また、もしも自分に何かがあったときには「こうしてほしい」といった希望も、自分の未来です。

これがないと家族が困るという情報

特に記しておくと後々、良かったといわれるのが、終末期医療や葬儀に関する希望などです。
「こうしてほしい」という希望があれば、はっきりと書いて、残しておくことをおすすめします。
中には、例えば「もしもの時は、延命処置はしないでほしいと、いつも言っているから大丈夫」という方もいるかもしれません。しかし、そうはいっても実際にその場になったとき、家族にはなかなか決断できるものではありません。そんな時、エンディングノートに本人の手で書かれていれば、決断を後押ししてくれます。

このほか、保険や年金などについての情報。さらに知人や友人の連絡先などについても残しておくと、もしもの時に連絡する先も迷わないで済みます。
「これがないと家族が困る」という情報からまとめるのもひとつのポイントです。
なお、エンディングノートは一気に完成させる必要はありません。
重要なポイントだけ記入したら、あとは書きやすい項目から時間をかけて少しずつ埋めていくといいでしょう。

エンディングノートは書き直してもいい

また、一度エンディングノートを作っても、あとから状況や考えが変わることもあります。
完成したらそれでおしまいではなく、年1回など定期的に内容を確認するようにしてください。
自由に書き直したり、書き足したり、あなただけのエンディングノートを作ってください。
ちなみに、書く場所が足りなくなった場合には、新しいノートを買ったり、また必要な部分に紙を貼り足したりして、書いている方もいらっしゃいます。

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