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遺品整理を自分で行う方法
遺品整理の準備
身の回りの方が亡くなった後には、大きな悲しみがあり気持ちの整理もつかないような状態です。故人が賃貸に住まわれていた場合は、家賃などが発生するため、早々に遺品整理を行わないといけない場合があります。そういった急を要する場合は業者へ依頼する事もありますが、ご自身で遺品整理を行う場合にはいくつかのポイントがございますので、ご紹介致します。
ゴミ袋
各自治体によりゴミの出す日や出せる物などが決まっております。自治体指定のゴミ袋を用意しましょう。小さすぎるとゴミが入りにくく、大きすぎると排出時に重たくて運びづらくなってしまうという点もあります。お勧めは45リットルサイズで出来る限り厚手のゴミ袋が良いかと思います。(運搬時やゴミを入れた際に袋が破れてしまう可能性があるため)
作業用手袋
作業中に思わぬもので怪我をする場合がございます。作業用手袋を着用して作業することをお勧めします。
マスク
部屋全体が綺麗であっても、タンスの裏や冷蔵庫の裏はホコリが多くあります。ハウスダストの中には有害な物もありますので、マスクを着用して作業しましょう。
作業用スリッパ
作業中に画鋲や釘などを誤って踏んでしまい、怪我をする事もあります。通常のスリッパでも良いですが、作業にはクロックスのような作業用のスリッパをお勧めしております。
ダンボール
ダンボールには必要なものを入れるようにしましょう。写真やアルバム、食器などを入れるときに使います。サイズは120〜140サイズくらいが運びやすく使いやすいと思います。ダンボールと一緒にガムテープも用意しましょう。破れにくい布テープをお勧めします。
マジックペン、ハサミ、カッター、その他の工具類
マジックペンはダンボールに何が入っているかわかるように書くためのものです。ハサミやカッターはあると非常に便利です。何かと使う事がありますので、常時ポケットに入れておくと便利です。その他、工具類としてお勧めはドライバーセットと六角レンチです。大きな家具を運ぶときにドライバーなどで分解して運ぶと運搬がスムーズになります。インパクトなどの電動ドライバーがあるとなお便利です。
遺品を仕分ける
まず大きく三つに分ける事がポイントです。遺品整理には時間がかかります。特に故人の思い出の写真や物を見てしまうと処分しようか残しておこうかと迷っってしまい、作業が止まってしまいます。まずは残すもの、不要なもの、処分するか悩むものと大きく3つに分けて仕分けましょう。
残しておくもの
残しておくものはダンボールに入れて残しましょう。分かりやすいようにダンボールに何が入っているか記入しておくと良いです。
処分するもの
各自治体の処分方法に従って分別しましょう。分かりやすいように袋ごとに分けておくと処分する時に分かりやすくなります。
処分しようか悩んでいるもの
写真やビデオなど処分するか悩んでしまうものは一旦残して、後日再度見直すことで判断を急がずに作業できます。こちらもダンボールに入れて、「悩んでいるもの」といったように分かりやすい表記にしましょう。
不用品の仕分け
不用品を処分する前に一度、価値のある物かどうかを確認するのがオススメです。全部を処分する事ももちろん可能ですが、処分するとなると費用が発生します。しかしながら、リサイクルショップなどで買取をしてもらうことにより、お金が返ってくる事があるのです。以下、どこに売れば良いのか不用品ごとにおススメを紹介します。
家電・家具
地元のリサイクルショップで買い取ってもらいましょう。家電(冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなど)の買取対象としては基本的に5年以内の商品です。5年以内であればリサイクルショップが出張で買取に来てくれる場合もあるので、一度問い合わせをしてみましょう。家具は現在は買取が難しくなってきておりますが、ブランド家具など買取対象の物もあります。まずは一度、出張査定を依頼するのをオススメします。
貴金属、ブランド品
貴金属やブランド品はリサイクルショップに売るよりも専門の買取業者に依頼するのをオススメします。また、地元の買取店よりも宅配買取で査定してもらった方が高くつきますので、利用されるのがオススメです。
骨董品
骨董品につきましても貴金属などと同様で専門の業者に依頼しましょう。その際、ポイントとしてはいくつかの専門業者に査定してもらう事です。骨董品は買取金額に大幅な差が出てきます。最低でも3社に査定してもらいましょう。最近ではLINE査定という査定方法もあるようです。是非、活用しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。上記ポイントを押さえることによって、費用を抑える事ができ、スムーズに遺品整理や生前整理、空き家整理ができるかと思います。大きな家具や家電の処分には業者の手を借りる事もありますが、基本的にはご自身で片付けられる事が多いです。なにから始めたら良いかわからない、どうやって処分すれば良いかわからないなどのお悩みがありましたら是非、お気軽にピアルカまでお問い合わせ下さいませ。