正月休みもすぎ、この一年をどう過ごすかお考えのお母様世代の方も多いのではないでしょうか？
50代で生前整理をする女性が今一番片付けに困っているのが着物と桐箪笥。
「もうそろそろ少しずつ物を減らしていかなきゃなぁ」と片づけをしたり、娘に貴金属を譲る年齢のラインは50代だとよく言われます。

ぐんぐん育つ桐の木は、昔女の子が生まれると植える定番の木で、娘が結婚する時期(昔なので18歳前後でしょうか)にタンスにするといういわれがあります。

30代の私は着物をしょっちゅう着る文化もなく、桐箪笥を結婚する際に嫁入り道具に持ってきてはいませんが、50・60歳の親世代は訪問着・喪服などと一緒に桐箪笥を持ってきた方は多いのではないでしょうか。
またそれを娘に譲ろうとしても「いらない」と言われることがほとんどだと思います。
私自身、母から桐箪笥を譲ってやると言われても正直困ります。

桐箪笥って売れるの？

とっても気密性が高く和装や高級な陽北を入れるのに重宝する桐箪笥。
購入したときは高いものの今処分するのに売ろうと思っても、なかなか売れないのが悲しい現実。
1シーズンで処分するようなファストファッションがブームの昨今ではタンスどころかクローゼット収納の方がほとんどで桐箪笥を買う方はなかなかいません。

着物は売れる？

着物と言ってもいろんな種類があります。
喪服・振袖・訪問着・小紋…
家紋の有無や素材にもよりますが、着物は中古品でも買い取ってくれる会社は多いです。
絹・麻の着物は高値で売れますし・大島などの小紋は人気が高いです。
着物を生活する上で着る方は少ないですが、海外からの観光客や着物を趣味とする方は着々と増えています。
昨年も名古屋で留学生に十二単衣を着てもらうと言うイベントがあり大好評だったようです。

家に桐箪笥があり、中に着ない和服がたくさんある方は是非桐箪笥を開けてチェックしてみてくださいね。

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