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2019.07.22 ブログ

実家がゴミ屋敷になるその前に

「久々に帰省したら実家がゴミ屋敷状態に」
「ゴミ屋敷まではいかないもののかなり物が散乱している。」
「買い置きした賞味期限切れの飲み物がたっくさん」
「片付けようにもどこから手を付ければよいのかわからない…」
そのような方が現在増えてきています。
ゴミ屋敷化した実家はどのように片付けるのでしょうか?
未然に防ぐための前兆も踏まえて、片付ける際のポイントを解説します。

実家はモノで溢れてしまう理由

「もったいない精神」の親世代

私たちの親世代はモノが手に入りにくい時代を生きてきました。
そのため、「モノ=貴重なもの・大切な物=捨てるなんてもったいない」といった考えを持っている場合が多いです。
「もったいない精神」を持っていない方はいないと言っても過言ではありません。
たとえ不要になったものでも、「あとで何かに使えるのでは」「せっかくお金を出して買ったのだからとっておこう」と考え、捨てられずにいることでしょう。
100円均一などのプチプラ商品がこんなに便利に買えるようになった私たち世代と感覚が違うのは当然のことです。

判断力の低下

老化による判断力の低下も原因の一つと考えられます。
例えば、同じもの・似たようなものを何度も買ってしまう、つい食べもしないお菓子や飲料品、美容商品などを定期便で購入する、といったようなケースです。
お年寄りを狙った定期購入プランのものなども横行している時代なのでお子様でしっかりチェックしてあげてくださいね。

ゴミ屋敷になるその前に

事前に片付けをすることでゴミ屋敷化を防ぐことができ、再発防止にもなるでしょう。
ここではその前兆、つまり片付けに着手すべきタイミングを紹介します。

洋服が脱いだままの状態で重なっている
冷蔵庫の中が賞味期限切れのものばかり
開封されていない荷物が溜まっている
窓やカーテンが閉められたまま
大量の段ボールやレジ袋、包装紙がとっておいてある
ゴミが捨てられずに放置されている
動線上にモノが散乱している

目標は「安心で安全」な部屋

「まだ使うものだ」と反対されなかなか進まなかった。
よかれと思って整理したのに「どうして勝手なことをするんだ」と怒られた。
など、親の意思に沿わずに整理をすると親子関係に亀裂が生じる原因にもなります。
整理するのはあくまで親の部屋。
自分の家とは異なり、実家の片付けは単にきれいにすることが目的ではありません。
高齢な親が室内で思わぬケガをしないように、また、自然災害などの有事に安全に避難ができるように、といった「安心で安全」な部屋を作ることも片付けの目標です。
片付けるときは親の気持ちに寄り添って、子の判断で勝手に整理を進めるのは避けましょう。
一緒に整理をする際、スムーズに進むフレーズをいくつかまとめてみました。

親のプライドを傷つけないで!片付け言いかえワード

NGワード

「こんなに汚い部屋でどうやって生活するの」
「こんなに古いものをとっておいて」
「モノを残されても結局捨てるのは私なんだから」
「こんなにあっても使わないでしょ」
「いらないものなんだから捨ててよ」

言いかえワード

「ケガしないように少し一緒に片付けよう?」
「お母さん(お父さん)が怪我したら悲しいよ」
「どういうふうに片付けたい?」
「どっちを残しておきたい?」
「すぐに使うわけではないし、とりあえず移動させようか」
「使う分だけ残しておこうか」

親のプライベートな空間を残しておこう

子が考える「片付いた部屋」が、親にとって必ずしも心地の良い部屋とは限りません。
いつも座ってテレビを見ている場所、コレクションを飾ってある場所、といった日常生活の中の「いつもの空間」や「大切な場所」は必ず残してあげましょう。
なんでもかんでも物を撤去して空間を広くしたり、家具の配置を変えたりしてしまうと、親にとって実家が「別の部屋」になってしまいます。
どこを整理して、どこはそのままにしておいて欲しいのかをしっかりとヒアリングすることから始めましょう。

業者に頼んで精神的・体力的に楽をするのも◎

仕事が忙しくて時間がとれない、遠方に住んでいてなかなか赴くことができない、といった理由でお困りの際は専門の業者に頼むのも一つです。
またお子様だからこそ言えない思いや要望などがある方も多々…
そういった気持ちを先にくみ取って業者に依頼するお子様も少なくありません。
事前の打ち合わせや見積もりはもちろんですが、当日立ち会うことができなくても写真や報告書で作業の様子も確認できます。
キュアハンドサービスは遺品整理・生前整理のプロですので高齢の方のお気持ちに寄り添ったお部屋の整理をこころがけています。

先のばしにせず片付けよう

小さなところからでも定期的に片付けをすることが大切です。
週に一回、月に一回…
実家に帰るタイミングでゴミ屋敷の芽を摘みましょう。
ゴミ屋敷化してしまったら親の意思に沿いながら自分自身で片付ける、あるいは業者に依頼して片付けてもらいましょう。
放っておく期間が長ければ長いほど、コストがかかります。
是非ご実家に行った際は、チェックしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。