施工事例・ブログ
BLOG- ホーム
- 施工事例・ブログ
遺品整理でやりがちな失敗
「遺品整理で失敗したくないけど、どんな点に気をつければいいのかわからない」
「失敗を防ぐコツを知りたい」
「早急に進めて普段の生活に戻したい」とお考えの方は多いのではないでしょうか。
遺品整理は思っている以上に大変な作業です。
何の知識もないままよく分からないうちになんとなく始めると、途中で挫折してしまいがちです。
まずは、遺品整理のポイントを正しく理解しておくことが必要です。
遺品整理におけるありがちな失敗と失敗をしないための対策を一緒に考えましょう。
遺品整理でやりがちな失敗は
まず、遺品整理でやりがちな失敗にはどんなものがあるか見ていきましょう。
価値が分からず処分
遺品整理では、よくある失敗のひとつに価値が分からず何でも処分してしまうことが挙げられます。
これは一番後悔が残る失敗だと思われます。
金銭価値が高いものを処分してしまい、後にものすごい価値のある高価なものだと知って後悔される方は非常に多いです。
私の母も数年前、祖父の遺品整中に出てきた絵画を処分しのですでが、それがとても価値のあるものだと数年後に知り、未だに後悔をしています。
骨とう品・趣味のコレクション品・着物などは、専門知識のある人に見てもらってから処分することをおすすめします。
形見分けトラブル
親族間でよくもめるのが、形見分けです。
自分がほしいものをもらえない・ほかの人のほうが高いものをもらったなど、トラブルが多く見られます。
遠方に嫁に出た娘と、一緒に住んでいた嫁の立場である義娘が「血縁があるから私がもらうべき」「結局最後まで世話をしていたのは私だから私がもらうべき」と言い合いになるのは非常に多いパターンです。
また「思い出としてたった一つなにかを形見分けしてくれたらいい」という一言で家族間で何を取るかが問題になることもあります。
先程も言いましたが後々価値がわかって「やっぱりあれは高価なものだから値段を出して分配しよう」なんてことも・・・
中には、いらないものを強制的に形見分けされて困ることもあるでしょう。
形見分けは、故人の遺志と親族の希望を十分に考えて決める必要があります。
個人になる前に生前整理しておくことが一番ベターな対策でしょう。
相続を考えずに進めてしまう
遺産が多い場合は相続が関係するため、勝手に遺品整理を行うと失敗します。
相続が関係するときは、遺品整理を慎重に進めてください。
特に、金銭価値が高いものを勝手に売ってはいけません。
また、遺品整理で現金などの資産が見つかった場合も、相続対象に含める必要があります。
逆に、借金などの負債があるにもかかわらず、遺品整理をしてしまうと相続放棄ができなくなります。
遺品整理をするにも賃貸の退去期限に間に合わない
遺品整理を開始するのが遅れると、賃貸の退去期限に間に合わないことがあります。
通常、借り主が亡くなると、賃貸契約が解除となり退去を迫られることになるでしょう。
まずは、賃貸契約書をチェックしてください。
退去期限から逆算し、遺品整理を進めていく必要があります。
また、退去の際に原状回復・清掃を求められる場合は、遺品整理の後も作業も考えてスケジュールを立てなければいけません。
自分たちでやろうとして挫折する
自分たちだけで遺品整理しようとして失敗する人が多くいます。
人数がいれば何とかなるだろうと手をつけても、結局途中で挫折してしまうのです。
想像以上の物量があり仕分けで苦労したり、重いものを運び出すなどにより足腰をケガしたりすることもあります。
また誰か度の作業をするのか決めたり、人数が多ければ軍手やマスクなど遺品整理するための備品を準備する
コストもかかります。
大きな問題になってくるのは、人数が多ければ多いほど早急に決めたいことを決めにくくなるということです。
人数が多ければ、それだけ色んな意見があり、摩擦を起こします。
ひとつひとつの遺品を、処分するか残すかを考えるたびに話し合うことになったり、誰がどの遺品を形見分けするのかその場で決定する場合も出てきたりして、精神的に疲弊してしまうという例も多く見られます。
そうなると作業の効率が悪く、予定どおりに進まなくなります。
結果全員のスケジュールがうまくまわらなくなり、仲違いのきっかけになってしまったという例もあります。
悪徳業者にだまされてしまう
今から遺品整理をしようと思っている方が一番難航する問題だと思われます。
遺品整理業界は近年の発達が著しく、様々なサービスで競合しているので、たくさんの業者があります。
さらに、何度もリピートするようなサービスでもないので業者をどうやって選べばいいのかわからない方が多いと思います。
大切な人が亡くなった後は、心身ともに弱っていて、悪徳業者にだまされやすいものです。
心が弱っている時にやってくるのが悪徳業者、新興宗教者です。
悪徳業者は、新聞のお悔やみ欄などをチェックして言葉巧みに近づいてきます。
最近は葬儀場に「遺品整理業者」を唄って自ら営業をかけてくる業者もいます。
中には優良な業者もいますが、葬儀場前に立って営業を個人的にかけてくる業者は怪しいと思って良いでしょう。
葬儀のさなかに営業をかけてくるなんずは、同じ業界の人間として異常行為だと思います。
「遺品を無料整理している」などの甘い言葉を信じて依頼してはいけません。
法外に高い費用を請求されたり回収依頼をしていないものまで回収されたりなど、トラブルに遭う可能性が高いので注意しましょう。
大切な人が亡くなった悲しみに加え、だまされて悔しい思いをすることになります。
まとめ
「単なる片付けなのにどうしてそんなに業界が盛んで、なぜみんな業者の依頼するの」と思われる方も多いですが、単に部屋を片付ける「大掃除」とは似て非なる「遺品整理」。
失敗して途中でドロップアウトする方も多く見られます。
そんな方も、最初から依頼予定の方も、遺品整理や生前整理でお悩みの方は是非ピアルカにお問い合わせください。
真心込めてお悩みを解決します。
お問い合わせはこちら
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、もっと詳しい解決策をブログにてご紹介いたします。