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ゴミ屋敷の住人たち
ゴミ屋敷になってしまう方の条件は、様々な理由からですが、これまでに沢山の事例を見てきました。
ゴミ屋敷に住む方と話していつも思うことは「ただ掃除ができないだらしがない人」ではなくて「心に病を持った人を助けたい」と言う気持ちです。
その中の何件かゴミ屋敷になってしまった理由をご紹介させて頂きます。
ゴミ屋敷住人だけが悪いわけじゃない。ゴミ屋敷になる理由
Aさん(男性60代)
ゴミ屋敷とは全く無縁だったAさん。
Aさんは奥様と二人暮らしの仕事一筋で真面目な方でした。
定年間近に奥様がお亡くなりになり、お子さんのいなかったAさん一人暮らしに。
仕事をしながら家事をする毎日になりました。
しかし、仕事が忙しすぎるばかり、家事にも手つかず、料理は毎日がコンビニ弁当、お茶を沸かすなんてことは一日もなかったそうです。
朝早くから仕事でゴミの収集時間までにゴミを捨てることもできずゴミは溜まっていく一方。
ゴミから異臭がするので、別の部屋へとゴミを入れ始めてしまいました。
増え続けてしまうばかりで、そのうちゴミを捨てる事すらしなくなってしまいました。
部屋に入れるスペースが無くなると、今度は別の部屋へゴミを溜め込んでしまう事を繰り返してしまいます。
結局、定年を迎えるまでの2年半で、足場の踏み処もないゴミ屋敷となり、ご自身ではどうにもならない状態になってしまいました。
Bさん(30代女性)
性格も綺麗好きだった事もあり、ゴミ屋敷とは全く無縁の方でした。
ある日、彼にもらったプレゼントの指輪をゴミと一緒に間違えて捨ててしまったそうです。
それ以来、「また大切なものを捨ててはいないか」と、物を捨てる事が怖くなってしまったそうです。
ご自宅はみるみるうちゴミ屋敷となり、それでも物を捨てることへの恐怖心を拭うことはできなかったそうです。
Cさん(20代女性)
Cさんは看護師という責任のある仕事をしていて、性格もまじめな方でした。
ひとり暮らしをしているキャリアウーマン。
看護師としてキャリアも上がり、夜勤も増えた頃、だんだんと部屋は汚れていったそうです。
仕事帰りに料理をすることが嫌いで、お給料のいいことに甘んじて毎日外食やコンビニ弁当を食べる日々を過ごしていたそうです。
夜勤が続くのでゴミを捨てる時間など、昼夜逆転の生活をしていたので家がどんどん汚れてしまい、そのストレスから家事である洗濯や洗い物も面倒で、おざなりに。
服は汚れたら買えばいい。とネットショッピングが止まらなくなったそうです。
仕事上のストレスも多く、新しいものがどんどん欲しい「自分でも病気だと気付いていたけど、やめられない」状態に陥ったそうです。
Dさん(40代男性)
父親、母親の3人で生活を送っていました。
しかし、両親にも寿命はあります。
父が先に他界。
いつも炊事・洗濯を行ってくれていた母親も他界し、1人になってしまったDさん。
悲しみのあまりに、遺品整理はもちろん、仕事に行くこともできなくなります。
ついには、炊事や洗濯をすることもできなくなってしまいます。
両親のいない孤独感と不安、誰に会うのも億劫になっていったそうです。
そんな自分への嫌悪感と寂しさに捕らわれ、何でも物を蓄えてしまう習慣が身ついてしまいました。
ゴミ捨て場や廃品処理場などから使えそうな物があれば何でも拾ってきてしまったようです。
ゴミ屋敷の理由は不安やストレスから始まる心の病気
この事例を見てお分かりだと思いますが、ゴミ屋敷に住む方たちはゴミ屋敷にしたくて、そうするわけではありません。
不安障害や、セルフネグレクトなど心の病がゴミ屋敷にしてしまう本当の理由だと言えるでしょう。
また「家から一歩出れば頑張り屋さん」「パーソナルスペースが広いから家に人を呼ばない」と言う方も多く、本人や周りにいる方がその方の本当の精神的な状態に気づけないことがほとんどであることも大きな問題です。
ゴミ屋敷に住んでいる方が「悪」ではありません。
そうなってしまうことには原因があり、決して住人が悪いわけではない。
誰もが何かをきっかけにしてゴミ屋敷を作ってしまう可能性があるということを理解しましょう。
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