遺品を片付けていると、通帳や現金が出てくることがよくあります。
現にピアルカでは数万円の現金の発見は日常茶飯事。
悪徳業者、いや、そうでなくとも、喉から手が出てしまいそうな大金。
悪徳業者であれば、遺族に黙って懐に入れてしまう可能性があります。

先日ある現金トラブルについて聴取しました。

依頼金を置いておいたら盗まれていた

遺品整理を依頼したAさん（50代）
自分の母の実家を整理するべく、遺品整理業者に片付けを依頼。
ある業者が3万円で平屋のすべての片付けをしておくと言ってくれたので、そのまま契約したそうです。
施工当日、現場に契約の金額を置いて、その場を離れ、数時間後戻ってきた際に、置いてあった場所にそのお金が無かったそう。
「そこに置いてあったお金が支払い金なのですが、もう持って行かれましたか？」と丁寧に聞いたところ「そのようなものはなかった」と言われたそうです。
また最後まで丁寧な対応、サービスだったのでなし崩し状態で現金の3万円について引き下がって問いただすことができなかったそうです。
現場を離れていて、盗んでいるところを見ていないし、きちんと支払い金を持参して出て行かなかった自分も悪かったけど、依頼した会社を間違えた・・・
と後悔していました。

この悪徳業さはｈそれが支払い金だとわからず、現場から出てきたお金だと思い込んで、自分の懐に入れ、お客様が故意に置いておいたお金だとわかったものの、あとから「ありましたよ」と言うのはまずいと思ってシラを切った案件でしょう。

どんな形であれ、現場にあった現金を持っていくことは、同業者として最悪の行いだと思っています。

金額に関係なく現金を持って行ってしまうの悪徳業者

今回のお客様の事例では3万円という支払い金を持って行かれたそうですが、支払いで置いておいたお金ではない、現場から発見されたお金を持っていく業者事例は非常に多く聞きます。

遺品整理をしていると、小銭は大量に出てきますし、大金が出てくることも。
先日、ピアルカが請け負った施工現場からは、数千万円の現金が出てきました。

金額が大金でも、小銭でもそれは遺族にとっては大切な「遺産」です。
それを自分たちが持っていくなんていうことは悪徳極まりない行為です。

できるだけ現場に立ち会うようにしよう

このような行いをする業者は少なくありません
ではどのような対策をすれば良いのでしょうか。

一番効果的なのは「現場から離れないこと」

依頼者様の目があるだけでその危険性はかなり減少します。

一番出てくる場所である「タンス」などの整理をしているときは一緒に行うといいでしょう。
とにかくタンス預金をしている故人様、多いです。
（特に女性の桐箪笥）

他の場所からも勿論、現金が発見される可能性があるので油断は禁物です。
しっかりと確認をした後は、他にも隠せれそうな場所がないかをしっかりと見つけて探していきましょう。

過去の経歴で実績がある業者を選ぶ

遺品整理を依頼する際の場合、今まで何の実績もない遺品整理業者に依頼するのは大変危険です。
これまでどれぐらいの件数をこなしてきたか、お客様の口コミはどんな声をもらっているか、遺品整理士資格を持っているか、など確認できる部分はすべて確認しておきましょう。
そうすることで安心して業者に依頼することもでき、現金が見つかったとしてもすぐに遺族、または相続人に相談をして受け渡しをされます。
優秀な遺品整理業者があるかを探していき、安心してお任せできる業者を探していくのがおすすめです。

まとめ

遺品整理においての現金トラブルは、どの家でも必ず巻き起こる可能性があるものです。
ほとんどの人は遺品整理を経験したことがない人ばかりなので、下手をしたら現金があることを見逃してしまうことが多く、見逃していなくとも今回のように問いただせない場合がほとんどです。
このようなトラブルや現金が見つからないという可能性を減らすためにも、優秀な遺品整理業者に依頼をしていくと安心です。

ピアルカでは、先述したとおり、現金が見つかった時の対処もしっかりしており、過去の経験からから現金が出やすい場所をお客様と共有しています。

是非お気軽にお問い合わせください。
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