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デジタル遺品の危険性
パソコンなどのデジタル機器やネット上に遺る「デジタル遺品」。
他人ではもちろん家族でも詳細が分からないものが多い一方、実際に金銭的価値を持つものが急増したため、相続の場で問題化し始めています。
本日はデジタル遺品の中でも特に大きくお金が動くものをピックアップしてみました。
危険なデジタル遺品
金融的な意味合いの強い株
証拠金取引
FX
仮想通貨
クレジットカードなどは止めてしまえばいいのですが、上記した4つが遺されてしまっていた場合、いったいどんな事態が起こるのでしょうか。
遺品としての株券
現在、株などの有価証券は、デジタルで所有するのが基本となっています。
公開株の電子化が実施されてからは、証券保管振替機構(通称・ほふり)が証券会社を通して上場株式を管理するようになっており、名義変更も、証券保管振替機構が担っています。
今でもたまに遺品整理中に紙の株式、いわゆる昔ながらのタンス株が見つかることがありますが、紙のままでは相続できない決まりになっているため、発見をきっかけに電子化することになります。
相続ですが、遺族が気づかないことには何も起きません。
遺族がそのデジタル株をヒントなしで見つけ出すにことは非常に難しいです。
ファイナンシャル系アプリやブックマークを全て開いたり、預金口座からのお金の動きやブラウザーの閲覧履歴、郵送物などを調べたる。といったこつこつとした地道な作業が必要になるでしょう。
見つかってしまえば、あとは証券会社のサポートに沿って手続きを進めることになります。
証拠金取引の放置は危険
同じ証券会社の取扱商品の中でも、怖がられがちなのが証拠金取引です。
先物取引や信用取引、オプション取引などがありますが、なかでも人気のFX(外国為替証拠金取引)が遺族の不安の種になることが多いようです。
証拠金取引は元手よりも大きな額を動かすことで大きな差益が得られる商品ですが、予想と反する動きがあると逆に大きな差損を受けます。
そして、この変動時に持ち主が亡くなっていた場合、負債は遺族に向かうことになります。
遺族が早めに気づけば、本人なりに頑張って運用していた成果が残っているうちに精算できるので、プラスの資産として対峙できる可能性が高まりますが、放置期間が長引くと、管理者のいない居眠り運転のような危険な状態になってしまいます。
またこの負の財産を放棄しようにも先述したように、地道な作業をしているということは既に遺産相続をある程度勧めているということ。
その場合、負の遺産になっているかもしれないFXなどのみを放棄することは不可能です。
デジタル遺品はしっかり生前整理しておきましょう
普段通りに毎日を過ごしていると、身の回りにどれだけの価値あるものが転がっているのか忘れてしまうのはよくあることです。
デジタル遺品などになると、目の前に物理的に存在しないのでことさらにでしょう。
自身の財産を見つめ直すことは生前整理のひとつです。
ぜひこの記事を読んだ機会に、デジタル遺品、自分にしかわからない価値のある財産を一度整理してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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