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2019.06.12 ブログ

実家の片付け方(生前整理)

現在、核家族化が進んでおり、様々な要因で実家を片付けなければならない事があるかもしれません。実家から離れたところに住んでおり、なかなか関わる事ができないといった状況の方も多く、「実家の片付け」は今後、空き家問題と共に社会問題になるかと思います。今回は実家を片付ける時のポイントをいくつかご紹介させて頂きます。

生前整理に協力してもらう方法

親が片付ける事に積極的な場合は良いですが、場合によっては「もったいない」と言って、使うこともないのに残して、タンスにしまい埃かぶっているといった状況を多く見たことがあります。著者の祖母も片付けられず、もったいない精神の祖母でしたが、下記のポイントを押さえて祖母と話し合うことで、納得して頂き、スムーズに生前整理をすることができました。

必要性を説明する

なぜ、生前整理をするのかという理由を説明します。例えば、「先日、〇〇さんが家に置いていた物に足を引っ掛けて、転んで入院したらしいよ」、「〇〇さんの家は物が多くて、必要なものがどこにあるか分からないと困っていたよ」、「使わないものは困っている人に寄付すると社会貢献できるよ」などと必要性を徐々に感じさせるのが良いです。また、近年では遺品整理や生前整理などの番組もあります。このような番組を録画して、集まった時に家族みんなで見ることも効果的です。「実家を片付けてみませんか?」

自身の部屋や荷物を片付ける

親の荷物の前にご自身の荷物を片付ける事も大切です。「子供の物なので捨てて良いか分からない」といった声も多く聞きます。自身の荷物を片付けることで、スッキリとした状態を見てもらい、共感してもらうと良いでしょう。

不用品をお金に変える

不要なものがお金に変わることを教えてあげましょう。まずはご自身の不用品をリサイクルショップやフリマアプリなどを活用して、不用品がお金に変わるということを実際に見てもらうと、納得しやすいです。こんなに使っていない物があるのなら、お金に変えようよというと了解を得られる事があります。

生前整理のお見積もりを取る

これは荒療法ですが、実際に実家を片付けてもらうとこんなに費用がかかるんだよという事を見てもらう方法です。親は子に迷惑をかけたくないという気持ちがありますので、実際の金額をみて、少しずつでも片付けようという気持ちを持ってもらうことができます。その気持ちを大切にご自身も生前整理のお手伝いを親と共に寄り添って行いましょう。

実家の片付けは焦らない

どうしても遠方に住んでいると、その日に一気にやりたくなってしまいますが、不用品だと思うものも親にとっては大切なもので、勝手に処分してしまうと、より一層片付ける気持ちがなくなってしまい、触ってほしくないという気持ちになります。焦らず、ゆっくりと生前整理をしてもらうように上記ポイントを押さえて、説得していきましょう。生前整理に年齢は関係ありません。現在ではミニマリストといった物を最小限しか持たないといった生活をしている人も少なくありません。ミニマリストまでは難しいですが、必要なもの以外は出来る限り持たないようにする事で、スッキリとした生活ができます。日本人のもったいない精神は大切ですが、使っていないものは必要とする人々へ届けると言おうことも大切ではないでしょうか。また、生前整理と共にエンディングノートも書くと良いでしょう。これは親だけではなく、ご自身と一緒に書くことで今まで話したことのない、親の気持ちを発見できる良い機会になると思います。是非、ご活用くださいませ。