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2019.07.25 ブログ

100円ライターの捨て方

100円ライターはコンビニやスーパーで気軽に買うことができます。
ノベルティーやおまけとしてもらうこともありますよね。
気軽に使える一方で、ガスがすぐに無くなってしまったり、ガスはあるのに石の部分が回らなくなり使えなることもよくあります。
使えるけどいらなくなった場合、処分はどうしたらいいのでしょう?

100円ライターの正しい捨て方

100円ライターは、中の液体ガスを全て使い切り、さらに念のためガス抜き作業を行う必要があります。
経済産業省が出しているライターの正しい捨て方のパンフレットや自治体のホームページには、使い捨てガスライターは「ガス抜きをして」捨てるように書かれています。

ガスの抜き方

完全に中のガスを使い切る方法ですが、まず、作業は火の気の無い外で行います。
ベランダや庭などの風の流れがある場所を選んでください
必ず換気ができる場所で行ってください。。
出たガスを自分で吸わないように、作業する人は風上に立ち、風下には誰もいない状態で作業を行いましょう。

1.ライターのレバー部分をずっと押し続けます。
小さな音ですが「シュー」「スー」というガスが出ている音が聞こえる場合もあります。
音がしなくてもガスは出ていますので、レバーを押し続けてください。
もし火がついてしまったら、火は消し、レバーだけ押し続けましょう。
ガスの量を調節するレバーをプラスのほうに移動させるとより早くガスが出ます。
ガスの残りの量によっては一日くらい押し続けていないと中身が空にならない場合があります。
長時間になるととても指で押さえきれませんので、そのような場合は輪ゴムでレバーを下げたままにしておいたり、ガムテープなどでレバーを固定したりしておきましょう。
子どもやペットがライターで遊んでしまわないように気を付けてください。

2.中のガスが全て出たと思ったら、確認のために火をつける動作をしてみましょう。
火が全くつかなければ、自治体のルールに沿って捨てることができます。

個人での分解は危険

インターネットで100円ライターの捨て方を検索すると、「分解して金属部分とプラスチックに分けて捨てましょう。」と書いてあるサイトがあります。
しかし、ライターの分解は非常に危険です。
こじ開けたり、分解したりする時に火花が出て、それが残りのガスに引火し爆発する可能性があります。
キリや尖ったもので100円ライターの横に穴を開けて、液体ガスを出すことも大変危険です。
中のガスを出しきれないようであれば、捨て方を自治体に相談しましょう。

安全な捨て方を覚えよう!

目で見てガスが入っていないと思っても、捨てるときには必ずガス抜き作業をして、自治体のルールに従って捨てるようにしましょう。
自治体によって、燃えないゴミの所もあれば、必ず「ライター」等と書いて出す必要がある所もあります。
どのような方法で出すにせよ、ゴミで出した後に子どもがいたずらしないようにし、捨て方には注意しましょう。
100円ライターで爆発が起きて子供が死亡する事故もあるほどライターは危険です。

使い切ったから大丈夫と思ってガス抜きをせずに普通ゴミとして捨ててしまうと、ゴミ収集車の中で火災が発生したり、ごみ処理センターで爆発が起こったりしてしまう可能性があります。
大惨事を起こさないためにも、ガス抜き作業と確認作業は忘れないようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。