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2019.08.06 ブログ

帰省中に15分でできる仏壇の掃除方法

こんにちは。
もうすぐお盆ですね。
プールや海、行楽はもちろん、久しぶりに実家に帰省する方も多いのではないでしょうか?
夏休みに実家に帰省した時、仏壇にお供え物をする方も多いと思いますが、仏壇のお掃除ってしたことありますか?
ご両親と一緒に是非一度仏壇のお掃除を簡単にやってみてはいかがでしょう?
仏壇はご先祖様が生活される部屋です。
キレイですっきりとした部屋過ごしたいのは、ご先祖様も同じことです。
一掃しよう!と意気込むと大仕事になってしまい、結局何年もそのまま…とならないように簡単な仏壇の掃除方法をご紹介致します。

仏壇の種類

仏壇は、宗派によってはもちろん、最近のライフスタイルに合わせて様々な種類が用意されています。
家具調のものや唐木のもの、金箔のお仏壇や、壁掛け式のお仏壇などがあります。
今回は、一般的な呼称としての「仏壇」という表現を使用しておりますので、ご了承ください

手の空いた時にさっとできる仏壇の掃除準備

大切なのはご先祖様への敬いの気持ち

ご先祖様を敬う気持ちは大前提です。
仏壇はご先祖様の生活される空間です。
お掃除を行う際のモチベーションとしては、ご先祖様の仏壇をきれいにすることで、ご先祖様への感謝の気持ちをあらわす。というと少しプレッシャーを感じ重い気分になる方もいるでしょう。
(私はそうです。)
自分の家族の住む部屋を掃除する。という気軽な気持ちで始めてみましょう。
お掃除の前は必ず手を合わせて、「これからお掃除をさせていただきます」と伝えましょう。

お掃除は晴れた日に!

お掃除は、必ず天気の良い日に行いましょう。仏壇への湿気は、カビの原因となるだけでなく、デリケートな金箔部分や漆などの部分は、カビや腐食の原因ともなりかねません。
窓を開けたうえで、除湿器や扇風機などで換気を良くすることをお勧めします。

仏壇の写真を撮影しておきましょう。

あまり大掛かりな作業を行うようなお掃除を紹介するわけではありませんが、事前に写真を撮っておくことで、どのような配置でモノが置かれていたかを確認することができます。
置く場所が決まっている装飾品は、お掃除の際に移動してしまった後に、どこに何があったか忘れてしまいます。
写真を見て直すことができるのでおすすめです。

用意するもの

マスク
帽子
筆(書道などに使用する太さ1センチ未満のもの)×1
刷毛(刷毛の部分が5~10センチ程度のもの)×1
柔らかな布(大きさは、片手から少しはみ出る程度がお勧め)×2

仏壇掃除のマナー

直接仏壇に息がとかかってしまうことは、ご先祖様に失礼にあたります。
また、ほこりが多くかぶっていると思いますのでマスクや帽子を必ず着用しましょう。

お掃除のポイントはとにかく「優しく」

お掃除を行う際には、優しく行っていきましょう。
少しこびりついた様に付着している汚れは、一気に取ろうとせず、丁寧に同じ方向に優しく触れましょう。
仏壇の素材は、非常にデリケートなものが多く、特に金箔の仏壇は、とても繊細です。
傷をつけることなく、見違えるほどきれいにすることができますよ。
手軽にさっと、ですが作業は丁寧に行いましょう。

ホコリを取ることを心がけて!

仏壇のホコリというのは、蝋燭の蝋などを含んだ蒸気や、お線香の微量な粒子に巻き取られて付着していることも多く、いきなり拭き掃除をし始めてしまうと、ただ、汚れを伸ばしているだけになってしまいます。

埃を取るときには筆と刷毛の2つを使おう

上から下の順番で、刷毛(はけ)と筆で掃除する面積に合わせてほこりを払っていきましょう。
特に仏壇の扉の上あたりにある「欄間(らんま)」と呼ばれる部分には、彫刻のような装飾が施されているのがほとんどかと思います。
この部分を清掃するには、はたきなどではたいたとしてもなかなか汚れが取れないばかりか、あまり良い気持ちがしませんね。そのため、筆を利用して、埃を取っていくのです。
お勧めは、刷毛を使用して優しく大まかに埃を取った後で、筆を利用して取っていくという方法です。
この作業を行っていただくだけでも、埃がとれ、漆の艶が蘇ってきます。
刷毛や筆を使う時には、事前に筆の部分をやや力を入れて、手のひらに押し当てるようにして、抜けてくる毛をすべて予め取り除いておきましょう。
抜け毛が多いと、お掃除しているにもかかわらず毛が抜けて逆に散らかります。

水はNG! 汚れがひどい場合には拭き掃除も!?

多くの仏壇で水気はNGです!

水を含んだ雑巾で拭いてしまうと、カビの原因となります。
金箔の仏壇の場合には、漆の部分に拭きあとが残ってしまうことも。
埃が目立つところは、メガネ拭きで触れるかどうか、というくらいの力加減で何度も一定の方向(奥から手前だけ)に動かしていきましょう。
円を描くようにまわしたり、上下左右に往復させるような動きはしないようにしましょう。

金箔の部分には触れないように

金箔の部分には触れないようにしましょう。少し引っ掻くような動作をしてしまうとその部分がはがれてしまうことがあるためです。
金箔の部分には触れず、漆など塗られている部分を中心に埃を落とすことに集中しましょう。

移動可能な仏具を取り外して埃を取る

簡単に取り外し可能な仏具を取り外して、置いてあった周辺に溜まった埃をきれいに取り除きましょう。
取り外しが簡単にできるのは、蝋燭を置く燭台や、ご飯を備える器(仏飯器)、お位牌、香炉などです。
それ以外の灯篭などについては触れないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
仏壇の清掃は、
1.手を合わせてこれから掃除することを伝える
2.スマホで仏壇の写真を撮っておく
3.筆や刷毛で埃を上から下に向かって取っていく
4.すぐに動かせるものだけを取り出しておいてある場所の埃を取っていく
5.少し粘着質やこびりついているような汚れを発見したときには、クロスを優しく当てて汚れを取る
6.写真を見ながら仏具を戻す

以上の手順で進んでいきます。

一般的な高さの仏壇でしたら、15分程度で完了するはずです。
日ごろから、仏壇に手を合わせる際や、お供え物をする前などに、簡単にお掃除をされる習慣を作っておかれるとよいかもしれません。
是非ご自身の祖父母や父母の思い出を家族と語りながら、楽しく、そして丁寧に仏壇掃除をしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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