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2019.08.09 ブログ

高齢者を狙った廃品回収業者のウソ・盗難

先日、高齢者を狙った詐欺まがいの業者がいるという話を聞きました。
今回は事例を2件まとめました。
皆さんの身近にもいる業者形態なので、ブログを読んで再度怪しいものを確認してくれたら幸いです。

高齢者を狙った、不用品回収業者の言葉巧みな詐欺行為

「還付金で返金」という言葉巧みなウソ

車で巡回している廃品回収業者に「座椅子を捨てたい」と声をかけた。
「粗大ごみの費用3万円、配送費用1万円で合計4万円だが、1万円値引きして3万円にする。さらに、領収書を役所に持っていけば80歳以上なら70%返金される。」と言われ、3万円は高いが7割戻ってくればいいかと思い、金融機関からおろしてその場で支払った。
後日、役所に問い合わせると、そのような制度はないと言われた。
領収書にあった住所と電話番号に連絡したが連絡がつかない。

不用品回収業者だと思っていたけど、これって盗難では…

見た目の綺麗な女性がチャイムを鳴らし、丁寧な言葉使いで現れて、玄関で「いらないものはありませんか?」と話を聞いてくれた。
しばらくすると「担当の者が近くにいるので」で大柄の男性が現れ、不用品を差し出すと「これは持っていけません」と靴箱や家の中のカバンを「これは回収できるので持っていきますね」と勝手に持って行った。
大柄の男性だったこともあり、「無料で引き取ります」という言葉に促され、あれよあれよという間に必要な物まで持っていかれたけど、今思うととても怖かった。

同じ業界にいるものとして許せないです。
ただ、先日のブログにまとめた事例のようにこのような業者があちこちにあることも事実。

こんな被害に遭わないためには

業者から言われた言葉で「怪しい」と思ったらすぐに自治体に確認

上の事例では、「自治体に補てんする制度がある」と業者からウソの説明を受けていました。
公的な制度については、業者の説明をうのみにせず、必ず自治体に確認しましょう。

依頼してないのに訪問・電話での勧誘がある業者は要注意

基本的に遺品整理・生前整理の業者が個人宅に「不用品ありませんか?」と訪問したり、電話をすることはありません。
「無料ですので一度いらないものをまとめておいてください」などという業者がいればほぼほぼ無料ではありませんので気を付けましょう。

一般廃棄物の収集・運搬は市区町村に許可を受けた事業者しか行えません。

安易に廃品回収業者に処分を依頼することは、トラブルや不法投棄のもとになります。
心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

無料回収を語る業者は要注意‼

「不用品を回収します」とアナウンスを流しながら車で巡回する廃品回収業者に高額な料金を請求された、というトラブルが依然として増加しています。
粗大ごみや不用品の処分は、お住まいの市区町村のルールに従って行いましょう。
処分方法について分からない場合は、市区町村に直接確認しましょう。
ご自身で処分が難しい場合みんなの遺品整理でお近くの業者を探してみましょう。
こちらのサイトでは、優良な企業を選択して紹介しているので、是非チェックしてください。
また高齢の親御さんを持つ方は、親御さんにも是非お声掛けして注意を促してあげましょう。

ピアルカで安心・安全にまるごと解決

ピアルカは、古物商許可証はもちろん、遺品整理士資格、査定士資格のあるスタッフが在中しています。
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