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2019.10.16 ブログ

相続放棄とその後の遺品整理のコツ

遺品整理を終えてから自分の親が負債が見つかった。
負債をを抱えていたために、相続放棄をしようと思ったけれど、遺品整理をしてしまったため相続放棄が認められなかった…。
想像するだけでゾッとしてしまう大失敗です。
先に遺品整理をするとなぜ相続放棄ができなくなってしまうのでしょうか?
また相続放棄したあと、どうやって遺品整理をしていけばいいのでしょうか?

相続放棄とは

相続放棄とは相続人が故人の遺産の相続を放棄することを指します。
一般的に言われている相続とは、亡くなった親の財産を子が引き継ぐことを指しますが、必ずしもその相続が子のメリットになるとは限りません。
たとえば親に借金などの負債があった場合に相続の手続きをしてしまうと、その借金はそのまま子に引き継がれてしまうのです。借金や不の遺産を相続したくないというときに相続放棄をするケースが多いです。

相続放棄の申請の期限は?

上記のように相続をすることで自分にデメリットが発生すると判断したときは、所定の手続きを取って、相続の権利を放棄することができます。
ただ、この手続を取れる期間には「自身に相続の権利があることを知ってから3ヶ月」という定めがあります。

遺品整理をするとなぜ相続放棄できないのか

相続を放棄するということは、故人が有していた一切の財産に関する権利を全て放棄するという意味になります。
そのため、遺品整理を勝手に行ってしまうと、財産に関する権利を行使する意志があると判断されてしまい、相続放棄が認められなくなってしまうのです。
相続放棄をしたいけれど、同時に遺品整理も行いたいという方は慎重に行動しなければいけません。
良かれと思って行ったことが相続トラブルになるケースが多々あります。
特に問題となってしまうのは、遺品整理の過程で大変市場価値の高い骨董品などが見つかり、それを売却してしまうパターンです。
この場合は相続の意志があると判断されてしまうケースが多く、思わぬ負担を強いられることになります。
例えば遺品整理をおこなったあとに、故人がFXや株の取引などで大損をしていた、誰かに借金をしていたなどということが発覚しても相続放棄ができかねてしまいます。
遺品整理と相続放棄は関係が深く、軽はずみに遺品整理を行ってしまうととんでもない事態を引き起こす可能性があるのです。

相続放棄をしたいが遺品整理をするなら専門家に相談

軽率に故人の財産を遺品整理によって処分しようとすると、相続放棄が認められない可能性が発生します。
とはいえ、遺品整理はできるだけ早めに済ませてしまいたいもの。
特に故人が賃貸物件に居住していた場合は、貸主からできるだけ早めの明け渡しを求められるので焦るのも当然。
そんなときはぜひ法律の専門家である弁護士に相談しましょう。
特に相続問題に強い弁護士に相談することができれば、遺品整理に関する問題は一気に解決に近づきます。
行政書士でも相続放棄の書類作成の代行はしてくれますが、自身で家庭裁判所にて相続放棄申述書の作成および必要書類を集めて申述書の提出をする必要があります。
行政書士と違って弁護士であれば面倒な書類の手続きをすべて代行してくれます。

相続放棄以外の2つの相続方法

今回は相続放棄について重点的にお話しましたが、相続の種類にはそれ以外にも「単純承認」と、「限定承認」という方法があります。

単純承認

単純承認とは、故人のプラスの財産とマイナスの財産(借金)の両方を相続する方法です。
相続の権利者が相続放棄の権利を行使できるのはその権利があることを知ってから3ヶ月以内と上述しましたが、その期間が過ぎてしまうと自動的に単純承認したとみなされます。

 限定承認とは

もう一つの方法の限定承認とは、相続したプラスの財産でマイナス財産を相殺し、その結果プラスの財産が残れば相続でき、マイナスの財産が残った場合はそのマイナス財産の責任を免除される方法です。

限定承認も相続放棄と同様に手続きを必要とするので注意が必要です。
ただ、この方法は手続きが煩雑なので、やはり専門家である弁護士などに相談することをおすすめします。

相続放棄後、遺品整理業者に家財処分を依頼する場合

相続放棄をするだけなのにその手続きなどで労力を使います。
家財の処分や形見分けまでする余力や精神力がない場合は、遺品整理業者の利用をおすすめします。

遺品整理業者を利用するメリット

遺品整理業者を利用すると、1日~2日ほどで家財の処分や片付けを終わらせられます。
また処分にお金のかかるテレビや冷蔵庫といった家電についても、見積もりの範囲内で処理をしてもらえるため、家電量販店やゴミ処理場といったさまざまな場所に行く手間も省けますし、査定士がいる場合は、その場で査定も可能です。

複数の遺品整理業者に問い合わせと見積り依頼をしましょう

面倒な処分や片付けを一気に行ってくれる遺品整理業者には、自分たちで遺品整理を行うよりもやはりコストがかかるというデメリットがあります。
こうした難点を解消するためには、複数業者への問い合わせと相見積もりが欠かせません。
またその場で違うお店のスタッフと話していると、各社のサービス比較もしやすくなります。
悪徳業者を避けるためにもコミュニケーションや比較検討はしっかり行いましょう。

買取のできる遺品整理業者の利用がおすすめ

遺品整理業者のサービスが多様化する近頃では、片付けや仕分け作業の中で買い取り査定ができる専門店もあります。
こうした業者を利用すれば、家財処分費用から買取金額を差し引くことで、遺品整理のコストを抑えることもできますし、ただ遺品をゴミとしてしまうこともありません。
遺品には意外な価値があるアイテムが隠れている可能性がよくあります。
最終確認という意味で、査定や買取のできる業者を選びましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
相続に関しては専門的な知識を必要とするケースが多いので、少しでも不安な点があれば専門家である弁護士からのアドバイスを求めることが大切です。
また相続放棄後の遺品整理にすら気が回らなくなることはよくあります。
そしてそんな疲労困憊中には遺品整理についてあれこれ調べたり考えることも疲れるでしょう。
そんな時は是非ピアルカにお声がけくださいませ。
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最後までお読みいただきありがとうございました。