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2019.02.07 ブログ

遺品整理を始める3つのタイミング

ご家族など大切な方が亡くなった後は、仕事どころか何も手に付かないことも多いもの。
その状態で遺品整理を行うのは辛いことで、多くの方は故人が亡くなられて、しばらくしてから始めることが多いものです。
このように「少し後から始める」にしても、下のようなことが気になる方が多いでしょう。

大体いつ頃から始める人が多いのか
おすすめのタイミングはあるのか
「絶対にやらないといけない」期限はあるのか

本日は上記の3つのポイントも踏まえて遺品整理を始めるいいタイミングを解説していきます。
遺品整理を始めるタイミングで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

遺品整理を始める3つのタイミング

遺品整理をいつから始めるかについては、明確なルールはありません。
しかし、一般的なタイミングはあります。ここではその3つのタイミングを紹介します。

諸手続きの完了後

家族や親族が亡くなると、その直後はさまざまな手続きが必要になります。主だった手続きを一覧にすると、下記の通りです。
公共料金の解約・名義変更(電気・ガス・水道など)
携帯電話・インターネットの解約・名義変更
年金・保険関連の各種届出
これらは「ほとんどすべての方がしなければならない手続き」です。
他にも、故人ごとに様々なそれぞれの手続きがあります。
こうした手続きをすべて終わらせるだけでも、相当な労力となります。
生きていれば質問できることが、故人では質問できません。
そのため、一つ一つ役所や相手企業などに問い合わせをしながらしかも、それぞれを並行して進める必要があります。
こうした大変な手続きがすべて終わり、ようやく余裕ができたときに遺品整理を始める、というケースも多いわけです。

葬儀後すぐ

これは故人が賃貸物件に住まれていたケースで多いものです。
アパート・マンションなどの賃貸契約は、あくまで「その個人との契約」をしています。
その個人がいなくなってしまった以上、賃貸契約は「白紙」になるのです。
多くの場合は14日以内に退去するなどのルールになっているため、急いで遺品整理をし、部屋を明け渡す必要があります。
相続が発生したら、相続税の申告をする必要があります。この申告にも期限があります。
期限は「亡くなった日から10カ月以内」です。

賃貸物件には、それぞれのルールがあります。
アパート・マンション・公営住宅・社宅など、いずれも同じです(社宅も会社からの賃貸物件のようなものです)。
ルールの中には家賃滞納などの例外を除いて「入居者が死亡した場合は、いつまでに部屋を明け渡すこと」という内容も指定されています。
その日までに遺品整理を終えて部屋を出ていかなくてはなりません。
このため、賃貸物件では遺品整理を早めにする必要があります。

ゴミ屋敷・事故物件の場合は別
他の例外的なケースとして、故人がその賃貸住宅をゴミ屋敷にしてしまっていた、というものが挙げられます。
また、自死(自殺)や孤独死をされてしまい、その物件が「事故物件」になってしまった場合も、やはり例外となります。
このようなときは、すぐに部屋の状態を正常にして、出ていく必要があります。
遺族の方にとっては酷なことですが、他の入居者の生活を守り、不動産の価値を保存するためにも必要なことなのです。
特にゴミ屋敷の場合は「即日清掃・即日退去」を要求されることもあります。もちろん、即日というのは実際には「数日以内」ということですが、とにかく「可能な限り早く出ていくように」ということです。
このようなケースでは、遺品整理も大至急行う必要があります。

四十九日

遺品整理のタイミングで最も多いのは「四十九日の後」です。理由を書き出すと下記のようになります。

精神的に立ち直るのに、そのくらいの期間がかかる
最初の49日程度は、他にやることが多く忙しい
親族が集まるため、形見分けなどをやりやすい
特に形見分けは、四十九日にやるのが一般的となっている

通常の生活で1カ月と19日というのは、それなりに長いものです。しかし、大切な方が亡くなった後では、このくらいの期間はあっという間に過ぎてしまいます。
精神的にショックを受けているところに、初めて経験する複雑な仕事が多く舞い込むため、それらに適応するだけでいっぱいいっぱいになってしまうことが多いのです。
それでようやく落ち着くのが四十九日頃であるため、この時期から遺品整理を始めることが多くなっています。

自分の大切な家族がなくなった場合切り替えが早い方もいれば、あまりに急すぎて四九日経ってもなかなか思い切れない方ももちろんいます。

気持ちの整理がつき次第、遺品整理を始めましょう。

遺品整理を行うおすすめの時期は、一言でいうなら「気持ちの整理がついたとき」だと弊社は思っています。
逆に気持ちの整理ができていないうちは、無理に行わない方がいいでしょう。

遺品整理に限った話ではありませんが、このような状態で無理をすると、ストレスによって心身の調子を崩してしまう恐れがあります。
実際、最愛の家族や配偶者などを亡くされた後に、体調を崩す方は少なくありません。
最悪の場合セルフネグレクトと精神的に大きくダメージを受けて、悪循環なことになる場合もあります。
セルフネグレクトについてはこちらをお読みください。
まずは「気持ちを落ち着けるのが第一」「あらゆる仕事を片付けるのはその後」と考えてください。

賃貸・相続税申告の期限のみ守りたいところ。
「気持ちの整理がつき次第」とは書いたものの、やはり契約上の期限があるものは、それを守る必要があります。
ここまでも書いてきた下の2点です。

賃貸物件の退去期限
相続税の申告期限

賃貸物件の方は平均的に3カ月~6カ月程度なので、こちらの期限の方が早く来ます。
相続税の方は10ヶ月ですが「遺品整理~申告完了」までの必要日数を考えると9カ月目には遺品整理を始めないと間に合いません。

急ぐ事情がある場合は、業者に丸投げがおすすめ

半年や9ヶ月が経過しても「まだ立ち直れない…」ということもあるでしょう。
その場合は、遺品整理業者にすべて任せていただくのも一つの選択肢です。
遺品整理の業者によっては、片付けのような物理的な作業だけでなく、相続や各種手続きの代行など、法律的な仕事も引き受けてくれる業者もあります。
業者に依頼すれば、気持ちの整理がついていない状態のまま、重い腰を上げて無理に動く必要もありません。
また、遺書やエンディングノートがあるはずなのにない、見つける気力がないと言った場合も業者依頼をおすすめしています。
遺書やエンディングノートを見つけるプロなので、どんなとことになるか細かいところをチェックしてくれます。
ピアルカでも、何度か捜索依頼があり、お客様が見つけれなかった遺書やエンディングノートや証書、数百万円の現金をを見つけたことがあります。

ピアルカではお客様の気持ちに寄り添ったサービスを一番に心がけており、真心込めて作業を致しております。
また女性スタッフや、査定士も在中しています。
買取や、お焚き上げ依頼もお任せ下さいませ。
お問い合わせはこちら

またLINEでの無料お見積もり、ご相談も随時受け付けております。
詳しくはコチラ

まとめ

いかがでしたでしょうか?
一軒家はもちろん、賃貸での遺品整理は意外とルールや規定があるので、気持ちが追いつかない場合も多々・・・
どんなタイミングであれ、残されたご家族の気持ちの整理がついていない状態での遺品整理はさらに心を追い詰めることになるでしょう。
少しずつ、タイミングや手続きを進めて行くも良し、業者にまるごと依頼するも良し、ご家族やご自身のお気持ちに寄り添って遺品整理のタイミングを見つけてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。